熱帯魚の王様 ディスカス
ディスカスはいつごろから誰によって呼ばれたかはさだかではありませんが熱帯魚の王様と呼ばれるようになり今日までその地位を譲らずに不動のものとしています。ディスカスが熱帯魚の王様と言われる由縁は見る人を魅了する丸みを帯びた独特の体系と色鮮やかな体色、水槽内を悠然と泳ぐ姿に他なりません。また買い込むほどに人に慣れ愛着が湧いてくることも魅力の一つです。
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ディスカス飼育の歴史は浅く40年ほどと言われています。以前は非常に高価な熱帯魚として一部のマニアにのみ珍重されてきた傾向が強く一般のアクアリストに広く広まったのは1980年代後半のバブル経済時に東南アジアで大量繁殖が行われ価格が安定したのがきっかけでした。それ以前はワイルドと言われる原種個体が多かったのですが繁殖技術が進むに連れて改良品種も続々と作出されるようになり現在のような色とりどりのディスカスがお目見えするようになりました。
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今でも王様の由縁は残されたまま、価格の低下と養殖技術により丈夫な種類のディスカスも増え初心者アクアリストでも挑戦しやすい熱帯魚となったことも事実です。以前の高価で敬遠されがちなイメージは捨ててディスカスの魅力を理解いただきたくおもいます。
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原種ディスカスと改良品種
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ディスカスは大きく分けてヘッケルディスカス、ブラウンディスカス、グリーンディスカス、ブルーディスカスの4タイプに分けられます。学術的にはヘッケルディスカスとその他ディスカスの2種にわけられるようですがここではあくまでもアクアリウムの世界でもの話とさせていただきます。
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原種ディスカスの生息域は大きく2つに分れ1つ目は濁った感じの水質でPH7.0以下、硬度5以上、伝導率50マイクロジーメンス前後のアマゾン川水系ともう一つは黒褐色で低PH、低硬度のネグロ川水系でネグロ川はアマゾン川水系の一つですが周りの環境から流れ込む腐植酸などの富栄養分によりアマゾン川水系の中でも独特の水質です。
原種ディスカスは種類名と採取地で名前がつくことが多くブルーディスカス○○川産といった感じで輸入されてくることが多いのですが時折、同じ採取地と思われるディスカスでも名前が違ったり逆に明らかに違う個体でも同じ名前で入荷されたりするようです。これは採取する方の性格やあいまいさなのか仲買人の管理不足なのかはさだかではありませんがそのような問題は必ずありますのでもしワイルドにこだわるのであれば信頼できるショップを見つけておくことも必要と言えるでしょう。
改良品種ディスカス
改良品種ディスカスの歴史はアメリカのジャック・ワットレイ氏が50年ほど前に作出したワットレイ・ターコイズ・ディスカスからはじまりドイツで盛んに行われるようになりました。その後1980年代後半に東南アジアで大量生産がはじまり無作為に交配が行われた結果、タイのバンコクでピジョンブラッドやスネイクスキンなどの品種が偶然に出現しましたがこれらの品種がその後のディスカス界に大きく貢献しているのです。
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