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赤系水草を赤く育てる方法を教えてください

質問事項

赤系水草を育成しているのですがなぜか緑色になってしまいます。育成状態は決して悪いようにはみえないのですがなぜ赤くならないのでしょうか?鮮やかな赤色にする方法を教えてください。

回答

水草の色を決める大きな要因は水草内の色素成分です。水草の色と言えば大きく分けて緑系と赤系に分かれますが光合成色素によってこの色合いが決まるわけです。

水草の緑はクロロフィル

緑色に見えるのはクロロフィルの影響で光合成の際に赤や青の光を吸収し光合成を行い、不要とされる緑の光だけが反射してしまうため緑色に見えるのです。水草トラブルの一つである白化現象は窒素や鉄分などのクロロフィル生成に必要な栄養素が不足するためクロロフィルが生成不足となり白化してしまうのです。

次にもう一つの光合成色素であるカロチノイドは水草の黄色やオレンジ色の原因となります。普段はクロロフィルの影響で隠れているカロチノイドはエビなどの赤色のもととなっています。カロチノイドは動物には生成できないため藻や水草を食べて体内に取り入れることによりエビなどは赤系の色合いを出しているのです。

今までの説明からすると水草が光合成を行うと必ず緑色になってしまうかのように思われてしまうがそれではなぜ赤系の水草が存在するのかというと赤系の水草は光合成をしていません。

というのはまったくの間違いで植物は必ず光合成を行っていますので緑色でも赤系でもおなじように光合成は行われています。ではなぜ赤いのかというとフラボノイド類のアントシアニンが強く表にでているからです。

強い光と二酸化炭素で光合成を活発に

アントシアニンの生成には糖類が不可欠で光合成と大きな関係があります。強い光を浴びて光合成が活発になるとアントシアニンの生成量が増えるので赤い水草を赤くするには強い光を当ててやり二酸化炭素の添加を行い光合成を活発にすることが大切です。

逆に光が弱いと光合成に必要な光を稼ぐ為にクロロフィルが表面にでてきてしまい緑色になってしまいます。水槽内でも光から遠いところの水草は赤くならずに水面近くの部分が赤くなるのも水面近くは光の量が多いためです。

赤系の水草を綺麗に育てる方法として意図的に窒素分や鉄分を不足させてクロロフィルの生成を阻害することにより赤く育てる方法があります。これは水草が水質の影響を受けやすいことをうまく利用した育成方法です。

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