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水草と二酸化炭素のバランスについて

当サイトでも水草育成に関して二酸化炭素の添加は必要か必要でないかの質問をよく受けますので今回は水草水槽における二酸化炭素のバランスについて説明いたします。

水草の成長に対して二酸化炭素が必要不可欠ということは結構知られていることですがではなぜ必要な二酸化炭素なのに多くの人が添加の必要性に悩むのか?それは二酸化炭素添加装置がかなりのコストがかかるという点が大きいとおもわれます。

もし強制添加をおこなわなくても水草が成長してくれるのでしたらあえてお金をかける必要性はありません。その境を多くの新米アクアリストの方は知りたがるのでしょう。

しかしその境は第三者には判断はできないのです。ある程度の育成条件や育成環境を聞けば今までの経験から推測は行えますが水槽の環境というものは100水槽があれば100の環境があります。その水槽を管理しているアクアリストしか正確にその条件を導きだすことはできないのです。

この説明では皆さんは困ってしまうでしょう。そこで正しい条件を導き出す為の方法を考えてみました。先輩アクアリストのかたがたがうまく水草育成をおこなえるのは今までの経験のなかで自然に以下の条件を計算(判断)しているからなのです。

まず水草育成と二酸化炭素のバランスについて関係要素は

@水槽内の二酸化炭素の量
A育成する水草の種類
B育成する水草の量
C水槽内の生態数

@の水槽内の二酸化炭素の量ですがこれは強制添加をおこなわないからといってOではありません。水槽内の二酸化炭素の量を増やす要因としてCの水槽内の生態の量と水換えによる供給、強制添加などが挙げられます。逆に減らす要因としては水草の光合成、時間経過による水槽外への放出が挙げられます。

@の水槽内の二酸化炭素の量がAの育成する水草が必要とする量を下回ったときにはじめて強制添加の必要性がでてきます。逆に強制添加をしないのならそのほかの要因で補える量だけを必要とする水草を選別することです。

次にAにて二酸化炭素をあまり必要としない水草を選んだとしてもBの育成する水草の量によっても強制添加を必要とする場合があります。水草一本の必要量が少なくても数量が増えれば@の量をオーバーしてしまうこともありえます。そのときには強制添加が必要となります。これが俗に言う密生水槽です。

水草の必要とする量をCの生態で補おうとすると今度はろ過能力の問題が発生します。生態は二酸化炭素を供給してくれますがそのほかにも排泄物などもだすため水質の低下を早めます。

よって理想的な二酸化炭素の供給方法として強制添加がとりあげられるのです。

もし強制添加の費用を抑えたいのでしたらやはり二酸化炭素の必要量が少ない水草を選ぶか数量を抑えることが必要となりますが数量を少なくするときは水槽内の光合成量が減る為、水草による浄化能力が落ちることも考慮してください。

これがアクアリウム(水草育成)における設備が成功の鍵を握ると言われる要素の一つです。

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