底砂の交換理由と方法とは
質問事項
現在の水槽で底砂に大磯砂を使用していますがアクアソイルに変更しようとおもいます。変更後のメリットと交換方法や注意点を教えてください。
回答
アクアソイル登場前の底砂と言えば大磯砂が主流で大磯砂はクリーナーなどでしっかり掃除することができるので何度でも再利用して使えましたので底砂のリセットや交換というのはさほど行う作業ではなかったのですがアクアソイルは性質上、半年から1年で効果が薄れてくることや掃除を行いすぎると粒をつぶしてしまうなどの理由からリセットが必要となってきます。
また以前まで大磯砂を使用していたがPHを下げたい時や水草育成を行いたいときなどにアクアソイルに変更するということもあります。というのもアクアソイルアマゾニアなどは大磯砂と違い水質を酸性に傾ける性質があるため弱酸性を好む多くの熱帯魚や水草に向いている為初心者でも容易に水質管理が行えるメリットがあります。また適度に栄養分も含んでいる為水草の生長にも効果的です。
最初にアクアソイルを用意しますがアクアソイルといってもいろいろなものがあります。アクアソイルとはADA(アクアデザインアマノ)の販売する水草育成用の土でアマゾニア、アフリカーナ、マレーヤなどがあります。水草主体の水槽にするのでしたらアマゾニアが断然お勧めですがあまり水草を多めにいれないのであればアマゾニアUやアフリカーナなどがお勧めです。
アマゾニアは他のものよりも土内に含まれる腐植酸が多い為水草の生長には効果的ですがセット初期に水が黄ばんだり、水草の少ない水槽では栄養過多になることがあります。その点、アマゾニアUなどはこの問題点を解決したものとなっています。ただその分水草の生長はアマゾニアよりも多少劣ることがあります。
交換方法ですがまず大磯砂の水槽ですとPHで7〜7.5ほどあるとおもわれます。そこから急にアマゾニアなどに変更するとPHは6.5ほどに下がりますので熱帯魚などにはあまりいいものではありません。よって水槽内の水をポリタンクやバケツなどに溜めおきをしておいて底砂交換後にその水を投入することで多少はPHの急激な変化を抑えることができます。
水を汲み置きしたら底砂を専用スコップなどで取り除きアクアソイルを敷きます。このとき水はできるだけ抜取、ソイルが水槽内で暴れないようにしてください。ソイルを敷き詰めた後は汲み置きした水をお皿などで受けながら静かに水槽内に戻します。
その後ソイル内に紛れ込んでいた木のかすなどが浮いてきますのでネットなどですくってきれいにしてください。その後静かにろ過を開始し1週間程度は毎日1/3程の換水を行い余分な栄養素を水槽より排除します。ソイルセット初期はアンモニアなどが検出されることもありますのでこの作業は手間ですが必ず行ってください。
換水を繰り返し1週間〜2週間で水はクリアになってきます。そうなれば大丈夫です。ソイルの扱いについては極力かき混ぜない、いじらないが基本ですのでそのことをしっかり守れば熱帯魚や水草にとって非常にいい環境を作り上げることができます。
また育成の容易な水草を植えることにより水草の浄化作用が働き水質の安定にも繋がりますのでせっかくソイルを使用するのであれば水草の育成にもチャレンジしてみるといいですね。

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