
ベタのヒレが丸まるのは何故?
ベタのヒレが癒着する原因は?
ベタのヒレの丸まりや癒着は自然治癒する?
ベタのヒレの癒着に塩浴は効果がある?
ヒレの癒着の薬はスーマがおすすめ?スーマってなに?
こんなベタのヒレの丸まりや癒着に関する疑問についてご紹介いたします。
ベタのヒレが丸まるのは何故?
綺麗なヒレを大きく広げて泳ぐ姿が美しいベタですが、その特徴的なヒレに問題が起こることも多いものです。
ベタのヒレに起こる問題としてはボロボロになってしまう。溶けたようになってしまう。白くなってしまう。ヒレをたたんだまま広げないなど様々です。
そんな中でもヒレが丸まる原因について考えてみましょう。
まず、ベタの仲間にはヒレの形が丸い種類のベタがいますが、そのような品種的特徴とは違うものとします。
ベタのヒレが丸まる原因には
- 病気や怪我などによってヒレが損傷した後の再生時。
- 狭い容器で飼育しているための運動不足
- 水質悪化やストレスによる癒着
などが挙げられます。
怪我の再生時はそのベタを飼育している人が理解している状況なので特に対策をする必要はないはずです。
狭い容器で飼育しているとベタが泳ぎ回ったり、ヒレを大きく広げて行うフレアリングがしにくいなどの問題が起こります。
そのような環境では運動不足となりベタの新陳代謝が下がってしまいます。
またヒレを頻繁に動かさなくなり、たたんんでいる時間が多くなってしまいます。
そのようなヒレは徐々に丸まった状態やたたんだ状態が増えてしまうものです。
さらに狭い容器ほど水質の悪化による問題も起こりやすいものです。
水質の悪化はベタの抵抗力を低下させ、様々な病気の引き金となってしまいます。
その前兆がヒレの丸まりや癒着として現れることもあります。
ベタのヒレが癒着する原因は?
水質の悪化やベタの免疫力低下がなぜヒレの癒着に繋がってしまうのか?
それはベタが粘膜過多になりやすい熱帯魚であることが一つの要因です。
ベタはストレスなどによって粘膜剥離を起こすことがあります。
過剰に分泌された粘膜はタンパク質を含んでいるため、時間の経過とともに粘着材となってしまうのです。
そのような状態でヒレをほとんど使わないでいると癒着しやすくなってしまいます。
よってベタのヒレを丸まりや癒着から守るにはベタを健康的に育てて適度な運動をさせることが大切です。
ただ、ベタのヒレの癒着予防を徹底していてもやはりヒレの癒着が起きてしまうこともあります。
そんな癒着が起こってしまったヒレはどのように治療すればよいのでしょうか?
ここからはヒレの癒着の治療についてご紹介いたします。
ベタのヒレの丸まりや癒着は自然治癒する?
ベタのヒレの丸まりや癒着は自然治癒することはあるのか?
細菌の感染や寄生虫が原因ではないため原因が改善されれば自然に治癒することもあります。
しかしヒレが癒着してしまう環境を改善しなければ原因を除去できていないため自然治癒は難しくなります。
よってまずは飼育環境の問題点を探し改善に努めましょう。
飼育環境の改善によって自然治癒すれば一安心ですが、それでも治らない場合には人の手によって行う方法と塩浴などがあります。
綿棒を使いヒレの筋にそってそっとなぞるように広げてあげることで癒着を治す方法があります。
しかしこの方法はヒレが癒着してすぐの頃に行う方法であり、時間の経過とともに癒着が進行してしまうとなかなか広がらないこともあります。
力任せにヒレを広げてしまうとヒレが避けてしまったり、傷ついてしまい、そこから細菌感染などに繋がってしまうこともありますので注意が必要です。
ベタのヒレの癒着に塩浴は効果がある?
熱帯魚の塩浴とは飼育水に塩を入れて病気の治療や体調管理に使われる方法です。
塩浴そのものにすぐに癒着を解消する効果はありませんが、ベタを塩浴させることによってベタの体調が整い、元気になることで結果的に癒着の自然治癒につながることは大いにあります。
よって塩浴はベタのヒレの癒着に間接的に効果があると言えます。
ただ塩浴を行ってみても改善の兆しが見られないときには癒着に効果のある薬を使用した治療をおすすめします。
ヒレの癒着の薬はスーマがおすすめ?
Suma(スーマ)とはベタの原産国であるタイで開発され愛用されている商品です。
ベタの本場であるタイで愛用されているベタ専用のコンディショナーというだけでなんとなく効果が期待できそう。そう思うのは私だけでしょうか。
期待だけではなく多くの実績があることも長年愛用されている証です。
スーマは商品名もしくは企業名を指す名称のようなものでスーマの中でもいくつかの種類があります。
STORONG TAIL、HIRO、BACTERIA AND FUNGER、SNOWなど
その中でもヒレの癒着治療に効果があるのがストロングテールです。
ベタのヒレの丸まりと癒着まとめ
- 小さな容器での運動不足はヒレの丸まりや癒着の原因になりやすい
- 水質の悪化やストレスで粘膜過多となるとヒレの癒着が起こりやすい
- ヒレの癒着は自然治癒することもあるが、環境が改善されなければ難しい
- 塩浴は浸透圧効果によりベタの体調を整え、ヒレの癒着解消の手助けとなる
- ベタのヒレの癒着治療薬にはスーマのストロングテールがおすすめ