ベタの餌やり回数や頻度を知りたい。
ベタの餌の適正量はどのように決める?
ベタが餌を食べ過ぎるとどうなる?
こんなベタの餌やりの回数や量に対する疑問についてご紹介いたします。
ベタの餌やり1日の回数や頻度
まずはベタの餌やりの頻度、回数について解説していきます。
ベタの餌は様々なメーカーから色んな種類の商品が出ていますが、飼育しているベタにとって栄養がある餌や食いつきがいいお気に入りの餌を色々試して見つけてあげましょう。
餌に関しては口コミ評価も高いGEXのベタフード、またはひかりベタ アドバンスがおススメです。
GEXのベタフードはベタの体調面を考えて水槽の水汚れを抑える成分が含まれています。
さらに善玉菌や酵母菌・納豆菌も配合しているためベタの消化を助ける働きがあるだけでなく、フンや食べ残しを分解するため臭いを抑える効果もあるベタ専用餌です。
ひかりベタ アドバンスは浮上性の極小粒タイプの餌でベタが必要とする栄養素が多く含まれています。
こちらも善玉菌などが含まれているだけでなくベタが大好物のオキアミを配合しているためベタの色揚げ効果、水質の汚れを抑える働き、食いつきが非常に良いなどベタがお気に入りの餌になりやすい商品です。
以上紹介した餌はベタ愛好家がよく利用しているおすすめの餌です。
商品によってサイズや1粒の量が違うので一概に言えませんが、1日に2~3回、1度に3~7粒程度を与えるようにするのが一般的に言われている適正量です。
しかし飼育しているベタによって違うのが現実として言えますので餌の適正量や与える頻度を早い段階で決めることが大事です。
それでは適正量はどのようにして決めるかを解説します。
ベタの餌の適正量はどのように決める?
ご自身が飼育しているベタの餌の適正量を知りたいと思うのは当然のことでしょう。
ベタの餌の適正量は以下のような方法で知ることができます。
- ベタに餌を与える際は一粒ずつ与える
- ベタが餌を食べる時間を計測する
- 最終的にベタが食べた量を毎日計算する
- ベタの様子を観察する
多くの方はベタに餌を与えるとき一度に数粒を与える方が多いと思いますが、適正量を決めるまでは1粒ずつ与えるようにします。
ベタが1粒の餌を食べきるまで約5~10秒かかります。
食べきったら追加で餌を与える流れを繰り返します。
最大で5~6粒ほど与えれば十分です。
ここで大事なのが餌を食べきる時間を計測することです。
満腹になってくると、餌を食べきる時間が少しずつ遅くなります。
その様子を見ながら餌の量や餌の頻度を決めていくと良いでしょう。
毎日の観察も欠かさず行うことも重要です。
観察をすることでベタの健康状態を把握することができます。
餌を与えすぎていると肥満に、反対に少ないと痩せてきます。
観察だけで変化が分かりづらい場合は写真を撮っておけば比較しやすいのでおススメです。
ベタは胃が小さい「有胃魚」と呼ばれる生体で本来一度の餌の量は少な目が好ましいです。
飼育しているベタが可愛くて、つい餌を与えすぎてしまいがちになるので早い段階で餌の適正量を知っておくことが長寿の秘訣と言えるでしょう。
続いてはベタが餌を食べ過ぎることで起こる様々な病気のリスクについて解説していきます。
ベタが餌を食べ過ぎると・・・
餌の適正量を把握せずに与え過ぎてしまい、ベタが餌を食べ過ぎてしまうとどうなるのか?
- ベタが便秘になる可能性がある
- 脱腸になる可能性がある
- 服水病になる可能性がある
ベタは消化器系統が非常に弱い魚です。
しかしベタだけでなく、ほとんどの生き物は餌を与えるとある分だけ食べる習性があります。
餌を食べ過ぎることで消化力が弱いベタは、便秘になりやすく重症化することで脱腸になる恐れがあります。
ベタによっては出てしまった腸が元に戻る場合もあるようですが、そもそも脱腸の治療法はないため、これが原因で最悪の場合死亡する可能性があります。
他にも腹水病にもなる可能性があります。
腹水病とはストレスや病原菌などが原因で、消化器官(内臓等)が炎症することで腹部に水が溜まる病気です。
ベタに関しては餌の食べ過ぎが原因でこの腹水病になりやすいと言われています。
症状としては体が赤くただれたり、うろこが逆立つなど見た目が明らかに変化するケースが多いですが、あまり変化が出ない場合もあります。
腹水病は死亡する可能性が非常に多いためよく観察しておかないと飼育者が気づくことなく死亡しているケースもあります。
治療法としては塩浴や薬浴によって治療する方法があります。
ベタが餌を食べ過ぎることのないようにすることが飼育するうえで一番重要と言っても過言はありませんので心得るようにしましょう。
ベタの餌やり頻度と量まとめ
- ベタに餌を与える際の回数は1日2~3回。
- 飼育しているベタの餌の適正量を決めるには1粒ずつ与え、食べる時間の計測・量・様子を毎日記録して適正量を決める。
- ベタが餌を食べ過ぎると便秘になりやすく、それが原因で脱調や服水病など病気になるリスクがある。
- ベタを長寿に飼育するには早い段階で適正量を決めておかなければならない。
- 与える餌が古くなるとベタに悪影響を及ぼす場合がある。