グッピーと混泳可能な熱帯魚でおすすめの種類は?稚魚がいても大丈夫?

2022年1月31日

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グッピーとの混泳

グッピーとの混泳でおすすめの熱帯魚の種類は?

グッピーの国産と外国産の混泳は大丈夫?

グッピーとエビの混泳はできる?

グッピーの稚魚がいても混泳は可能?

こんなグッピーの混泳における疑問についてご紹介いたします。

グッピーとの混泳でおすすめの熱帯魚の種類は?

グッピーと一緒に飼える魚とは

グッピーは温厚な性格の小型熱帯魚なので、同じ大きさ位の熱帯魚との混泳が可能です。

グッピー自体は混泳向きの熱帯魚ですが、大きく美しいヒレがよく目立つため、ほかの熱帯魚にちょっかいを出されることもあります。

他の熱帯魚に攻撃されて自慢のヒレがボロボロなんてこともありますので、混泳をする際はグッピーとの相性を必ずチェックしましょう。

そんなグッピーとの混泳に向いているおすすめの熱帯魚をご紹介いたします。

グッピーとの混泳におすすめの熱帯魚 コリドラス

グッピーと混泳できる魚としてよく知られているのが、水槽の掃除屋としても重宝されているコリドラスです。

グッピーと同じように性格も温厚なのでグッピーを攻撃することもありません。

コリドラスには様々な種類がいますが、どの種類でもグッピーとの混泳が可能となっています。

グッピーとの混泳におすすめの熱帯魚 グラミー

グラミーの中でも体が小さく大人しい性格をしているドワーフグラミーや、ピグミーグラミーがおすすめです。

同じグラミーでも、パールグラミーなどの中型のものは攻撃性が強いため混泳は避けてください。

グッピーとの混泳におすすめの熱帯魚 ネオンテトラ

グッピーと同じく小型の熱帯魚であるネオンテトラは、水質や適応水温もほぼ同じであるため、混泳が可能となっています。

ただ注意点もあり、水流を好むネオンテトラとは違い、グッピーは泳ぎが苦手で強い水流ではうまく泳げません。

そのため混泳で飼育する際はあまり水流を強くしないようにするか、水草などの避難場所となるものを水槽に入れてあげてください。

カージナルテトラなど同じカラシン科の仲間にも混泳できる種類の熱帯魚はたくさんいます。

グッピーとの混泳におすすめの熱帯魚 プラティ

初心者でも飼育しやすいとされているプラティは、性格も温厚で水質・水温・餌すべてグッピーと同じとなっているため混泳が可能です。

どちらも卵胎生の熱帯魚で繁殖力がかなり強いため、繁殖しすぎないように工夫する必要があります。

以上がグッピーとの混泳におすすめの熱帯魚です。

ここでご紹介した熱帯魚以外にもまだまだ混泳に向いている熱帯魚は沢山いますのでご自身で探してみるのも楽しみの一つかもしれません。

ただ、エンゼルフィッシュやトーマシーのように縄張り意識が強く攻撃性のある熱帯魚は混泳には向きません。

また混泳させてはいけないとされているベタでもメスは、オスに比べると攻撃性が低く温厚な性格をしていることが多いため、混泳が可能な場合もあります。

しかしメスのベタすべてが攻撃性が低いというわけではなく、オス並みに気性の荒いメスもいるため混泳には十分に注意してください。

ザリガニとの混泳は基本的にグッピーは餌として認識されてしまうため共存は不可能です。

このように混泳に向いていない熱帯魚もたくさんいるので、混泳する前にグッピーとの相性をしっかりと調べてから飼育するようにしてください。

グッピーの国産と外国産の混泳は大丈夫?

国産グッピーと外国産グッピーは、基本的に「混泳させてはいけない」とされています。

外国産のグッピーは日本の水に慣れておらず、日本へ輸送される際にかなりのストレスを受けている場合がほとんどです。

そのため体調を崩してしまうことが多く、感染症を引き起こす可能性も高まります。

外国産グッピーと混泳したことで、これまで元気だった国産グッピーが急に体調を崩してしまうケースも少なくありません。

また国産グッピーには品種系統がしっかり維持されている種類が多いですが、外国産グッピーと混泳させてしまうと品種間の交雑が起きてしまうこともあります。

こういったリスクから鑑みても、国産グッピーと外国産グッピーの混泳は避けた方がいいでしょう。

グッピーとエビの混泳はできる?

たくさんの種類がいるエビの中には、グッピーとの混泳が可能なものもいます。

エビは掃除屋としても重宝されているので、混泳させることで水槽が綺麗になるメリットも。

サイズの小さいエビは餌としてグッピーに食べられてしまうことがあります。

とくに稚エビは餌と認識されてしまいやすいので注意が必要です。

グッピーは口に入る物はなんでも食べてしまうので、グッピーの口に入らないサイズのものを選びましょう。

グッピーとの混泳におすすめのエビ ヤマトヌマエビ

ヤマトヌマエビは体が大きいため、グッピーに食べられてしまう心配がありません。

またヤマトヌマエビの繁殖には塩水が必要とされるため、淡水では繁殖しません。(正しくはヤマトヌマエビの卵から生まれるゾエアと呼ばれる幼生が成長するには塩分が必要となるため、淡水では稚エビに成長することができない。)

そのため勝手に繁殖することもなく、稚エビがグッピーに食べられることもありません。

ヤマトヌマエビの繁殖は難しいですが、不可能ではないので、繁殖を考えている場合はしっかりと環境を整えてあげてください。

グッピーとの混泳におすすめのエビ ミナミヌマエビ

グッピーがミナミヌマエビを襲うことも、逆にミナミヌマエビがグッピーを襲うこともないので混泳が可能となっています。

しかし稚エビは餌と認識されてしまうため、ある程度の大きさになるまで隔離してあげてください。

グッピーとの混泳におすすめのエビ チェリーシュリンプ

チェリーシュリンプもミナミヌマエビ同様に温和で水槽飼育に適したヌマエビです。

品種改良により赤や青など色鮮やかな種類がおり、グッピーとの混泳では水槽内が驚くほど鮮やかになります。

大きさは成体で4cm程、繁殖もできますがグッピーとの混泳では稚エビが襲われてしまうことがあるため隔離が必要となってきます。

グッピーの稚魚がいても混泳は可能?

基本的に体の小さな稚魚は混泳している魚に食べられてしまう場合がほとんどなので、稚魚がいる状態での混泳は難しくなります。

積極的にほかの魚を捕食する魚でなければ混泳できる場合もありますが、それでもやはり稚魚は食べられてしまいがちです。

水草などで稚魚の隠れ家を作ることで生存率を上げることもできますが、グッピーの繁殖を考えているのなら、ある程度の大きさに成長するまで稚魚は隔離するのが無難でしょう。

一方でグッピーと混泳が可能なエビの場合、エビが稚魚を食べてしまうことはないので、稚魚の状態でも混泳することができます。

とはいえ少し弱っている稚魚や、エビがお腹を空かせた状態だと稀に襲いかかることもあるので、混泳の際は十分に注意したいところです。

グッピーの混泳まとめ

  • グッピーと混泳させる際は水質や水温などの適応環境や大きさが同じくらいのもの、なおかつ性格が温厚で攻撃性の低いものがおすすめ
  • 国産グッピーと外国産グッピーの混泳は避けるべき
  • エビと混泳させる際は小さいものは避け、グッピーの口に入らないくらいの大きさのものを選ぶ
  • グッピーの稚魚は食べられてしまうことが多く、混泳には向いていないため隔離して飼育する

今回はグッピーの混泳に関する疑問についてご紹介しました。皆様のグッピー飼育の参考にしていただけると幸いです。

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