ネオンテトラの色を鮮やかにする方法

2020年4月23日

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ネオンテトラ

ネオンテトラを60cm水槽で20匹飼育していますがショップや写真で見るような鮮やかな色になりません。

水質が悪くならないように週に1回3分の1ほど水換えはおこなっています。

餌はテトラプランクトンを朝あげています。他になにをすれば鮮やかな色になりますか?

回答

ネオンテトラに限らず熱帯魚はどのようなときに鮮やかな体色になるのかを理解する必要があります。

人間でも同じですが、体調の悪い時は顔色が悪く青白い色になったり赤っぽくほてったりとそのときの状況を敏感に表現していきます。それは熱帯魚などでは体色にはっきりと現れます。

まず照明をつけてすぐなどはネオンテトラも寝起きですので色の抜けたような白っぽい色になっています。

そのような時は放っておけばだんだんと体色はよくなっていきますが朝、出かける前しか熱帯魚を見ていない人などはもしかしたらこの時に見ているのかもしれません。

逆に一日中どの時間に見てもなんだか白っぽくいなどの時はもしかしたら水質が合わないのかもしれません。

ネオンテトラは弱酸性の水質を好みますので水質測定を行いpHを確認してみてください。

pH値が高いようなときには何らかの方法で水質を弱酸性に保つ工夫が必要となります。数値が7.5以上の弱アルカリ性に傾いているとネオンテトラには少々酷な環境となってしまいます。

底砂にソイルなどを利用することにより水槽の水質を弱酸性に保つ方法はネオンテトラの故郷でもあるアマゾン川の水質を再現するような効果も望めますので効果的です。

また多少水は濁りますがブラックウォーターの素など利用することも南米原産のネオンテトラなどのカラシンを飼育するうえでは非常に効果的な方法とされています。

その他の要因として考えられるのが水換え時などに粘膜保護剤などを利用しないで水道水をそのまま水槽に入れていたりしてネオンテトラの体表を傷つけていることも考えられます。

熱帯魚の体の表面には病気や寄生虫などから体を守るため粘膜が分泌されています。

その粘膜が水換え時の重金属などによって剥離してしまうと熱帯魚はダメージを受けてしまいます。

アクアセイフなどで水道水の重金属を無害化し、ネオンテトラの粘膜保護を行ってあげる事で鮮やかな体色を取り戻すこともあります。

結論をいうと飼育している熱帯魚が一番好む環境を作り上げバランスのとれた餌を与える事など常に健康に保つ事を考えてあげれば自然と鮮やかな体色になります。鮮やかな体色とは健康である証なのです。

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