ネオンテトラが罹りやすい熱帯魚の病気一覧!原因・症状と治療

ネオンテトラが罹りやすい熱帯魚の病気一覧!原因・症状と治療

ネオンテトラ病気

ネオンテトラなどのカラシンが罹りやすい病気は?

ネオンテトラの尾ぐされ病・口ぐされ病とは?

ネオンテトラに白い点 白点病とは?

ネオンテトラに水カビ付着 水カビ病とは?

ネオンテトラのお腹の病気 腹水病とは?

ネオン病とは?

こんなネオンテトラの病気に関する疑問についてご紹介いたします。

ネオンテトラなどのカラシンが罹りやすい病気は?

赤と青の体色が鮮やかで美しいネオンテトラやカージナルテトラは、小型で飼育しやすく人気が高い熱帯魚です。

適切な飼育方法で管理していれば2年~3年は飼育を楽しむことができます。

そんなネオンテトラなどを飼育していく上で問題となるのが病気の発症です。

いくら水槽を適切に管理していても、ふとした事でネオンテトラが病気に罹ってしまうことがあります。

ネオンテトラの病気は口やお腹、尾ひれなど様々な場所に発症します。

熱帯魚が罹る病気には様々な種類がありますが、その中でもネオンテトラなどのテトラ系が特に罹りやすい病気や特有の病気があります。

そこで今回は、ネオンテトラなどの小型カラシン科のテトラ系が罹りやすい病気の原因と症状、治療法についてご紹介していきます。

ネオンテトラの尾ぐされ病・口ぐされ病とは?

ネオンテトラが罹りやすい病気に「尾ぐされ病」と「口ぐされ病」という病気があります。

どちらの病気も「カラムナリス菌」という細菌感染が原因で発症します。

カラムナリス菌は水中に常に存在する「常在菌」なので、ネオンテトラを飼育している水槽内には必ずと言っていいほど存在しています。

しかし、通常は健康なネオンテトラには感染しないので問題ありません。

ネオンテトラが体調を崩し免疫力が低下した時や、水質悪化が原因でカラムナリス菌が爆発的に増殖したときに感染し、尾ぐされ病や口ぐされ病を発症します。

尾ビレに感染すれば「尾ぐされ病」、口に感染すれば「口ぐされ病」となります。

発症初期は、カラムナリス菌が感染した部位が白く濁り、その周りが充血して赤くなります。

症状が進むと尾ビレや口が腐ったように溶けてボロボロになり、最終的には衰弱死してしまう病気です。

尾ぐされ病や口ぐされ病は症状の進行が早いので、発見したらすぐに治療を開始することが大切です。

カラムナリス菌は塩に強いので、塩浴での治療はできません。

尾ぐされ病や口ぐされ病の治療には抗菌剤が入った「グリーンFゴールドリキッド」や「観パラD」、「エルバージュエース」などの薬を使います。

隔離容器に病気の個体を移し、規定量の薬を添加して治療して下さい。

治療期間は1週間を目安に行います。

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ネオンテトラに白い点 白点病とは?

ネオンテトラの尾ビレや体表に白い点がぶつぶつと現れる「白点病」という病気があります。

白点病は「ハクテンチュウ(ウオノカイセンチュウ)」という寄生虫がネオンテトラに寄生することで発症します。

尾ビレや体表に見られる小さな白い点は、寄生したハクテンチュウの姿です。

白点病に感染したネオンテトラは体を痒がって擦り付けるような動きを見せます。

症状が進むと白点の数が増え、全身が白点に覆われてしまいます。

そして、大量のハクテンチュウに寄生され養分を吸われたネオンテトラは衰弱死してしまうのです。

また、エラにハクテンチュウが寄生した場合は呼吸困難を起こして死んでしまいます。

白点病は症状の進行が早いので注意が必要です。

治療にはメチレンブルー系の「グリーンFリキッド」や、マラカイトグリーン系の「ヒコサンZ」などの薬を使います。

ハクテンチュウを駆除するには時間がかかるので、治療期間は2週間を目安にじっくりと治療しましょう。

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ネオンテトラに水カビ付着 水カビ病とは?

ネオンテトラの尾ビレや体表などに白い綿のようなものが付着する病気があります。

これは真菌類の一種である水カビ菌が原因で発生する「水カビ病」です。

水カビ病は外傷や病気による傷口に感染して発症します。

輸送中の擦れによる傷口や、尾ぐされ病などの病気の二次感染として水カビ病が多く見られます。

水カビ病が進行すると、全身がカビに覆われて衰弱死してしまいます。

しかし、水カビ病は治りやすい病気でもあるので、適切に治療すれば高い確率で完治が可能です。

水カビ病の治療にはメチレンブルー系やマラカイトグリーン系の薬を使います。

治療期間は1週間を目安に行なって下さい。

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ネオンテトラのお腹の病気 腹水病とは?

ネオンテトラのお腹がぽっこりと膨れてしまう病気に「腹水病」という病気があります。

腹水病はお腹の中(腹腔内)に水が溜まってしまう病気です。

腹水病は消化機能低下などの内臓疾患が原因で発症します。

この内臓疾患を引き起こす原因は様々で、腹水病のハッキリとした発生原因は特定されていないのが現状です。

一般に腹水病の原因と言われているのが、食べ過ぎや水質悪化、ストレス、細菌感染などです。

この中で特に厄介なのが細菌感染による腹水病です。

腹水病を引き起こす細菌は「エロモナス菌」とよばれる細菌で、他に「松かさ病」や「赤斑病」、「ポップアイ」の原因菌としてもよく知れられています。

エロモナス菌感染による腹水病の場合、他のエロモナス感染症を併発することがある上に薬の効き目が良くないので、完治が難しい病気です。

腹水病の原因が食べ過ぎや水質悪化などで、症状もまだ軽い場合には塩浴が効果を発揮します。

すでにお腹がパンパンで症状が重い場合や、原因がエロモナス菌感染の場合には薬浴での治療を行います。

薬浴でも効果があまり見られない場合には薬餌を行いましょう。

薬浴や薬餌には「グリーンFゴールド顆粒」や「観パラD」、「エルバージュエース」といった薬を使います。

治療期間は1週間を目安に行なって下さい。

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ネオン病とは?

ネオンテトラなど小型のカラシン科のテトラ系に特有の病気に「ネオン病」という病気があります。

このネオン病はネオンテトラが罹りやすい病気の中で最も致死率と感染力が高く、恐ろしい病気です。

ネオン病の原因は尾ぐされ病などと同じ「カラムナリス菌」の感染です。

通常、ネオンテトラの体表に感染するはずのカラムナリス菌が、皮下の筋肉組織内に感染する事で発症します。

ネオン病の特徴的な所見が「体色が抜け白色化する」というものです。

ネオンテトラの赤と青の体色が抜け落ちて白く変色し、症状が進むごとに白色化の面積が広がっていきます。

これは皮下の筋肉組織がカラムナリス菌によって破壊されるためです。

ネオン病は進行が早い上に感染力がとても強いので、1匹発症するとあっという間に広がり、数日から数時間で全滅する事も珍しくありません。

そのため、ネオン病を発症した個体を見つけたら、すぐに隔離して感染を広めないようにすることが重要です。

ネオン病に感染したネオンテトラの特徴的な行動に、「群れから離れて1匹で行動する」というものがあります。

このような個体を見つけたらネオン病を発症している可能性が高いのですぐに隔離しましょう。

ネオン病の原因はカラムナリス菌なので、治療薬は尾ぐされ病などと同じ、「グリーンFゴールドリキッド」や「観パラD」、「エルバージュエース」などの薬を使って治療します。

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ネオンテトラの病気まとめ

  • 尾ぐされ病や口ぐされ病は抗菌剤を使った薬浴で治療する
  • 白点病はメチレンブルー系やマラカイトグリーン系を使う
  • 水カビ病は外傷などの傷口に発生するが治りやすい病気
  • エロモナス菌感染による腹水病は治療が難しく完治しにくい
  • テトラ系特有のネオン病は進行が早く感染力も強いので最も注意が必要な病気

今回はネオンテトラの病気についてご紹介しました。皆様のネオンテトラ飼育の参考にしていただけると幸いです。

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