熱帯魚水槽立上げと世話

ソイル(アマゾニア)の使い方

2020年4月23日

ソイル(アマゾニア)の使い方

ソイル

先日ADAで販売しているソイルでアマゾニアを購入したのですが、そのまま水槽にいれたら水槽内が黄色くなってしまいなかなか水が透明になりません。

アマゾニア(ソイル)の使い方の詳細を教えてください。またアマゾニア(ソイル)の掃除はどうやるのですか?

 

アマゾニアの使い方

アマゾニアなどのソイルは水槽立ち上げ時に新しいものを使用すると水槽の水を茶褐色や黄色っぽく変色させる事がありますがこの水の変色はソイル内に含まれる腐植酸が溶け出してきているもので俗に言うブラックウォーターのもとになります。

よって水の投入による粉塵巻き上げとは違う為に数日経ってもなかなか水が透明にならないのです。

腐植酸には水質を弱酸性に傾ける特性がありネオンテトラなどの南米産熱帯魚や水草にとっては住みやすい環境を作り上げてくれものですが腐植酸と一緒に溶け出してくる窒素分なども過剰になりコケの発生原因にもなりかねません。

ブラックホール

よってそのままにしておくと水槽内が富栄養化になり珪藻の発生原因となってしまいますので水槽サイズに対してろ過能力は充分かどうかの確認とろ過槽内への活性炭などの投入が効果的です。

水槽立ち上げ当初はどうしてもバクテリアの繁殖がしっかりしていない為に生物濾過に頼った水質維持は難しいですので繰り返しの換水をすることで過剰な栄養分を水槽から排出することをお勧めいたします。

また生長の早い水草を多めに入れることで水草の浄化能力を利用して過剰な窒素分などを減らす事もできます。生長の早いお勧めの水草は色々あるのですが初心者向きで丈夫なマツモなどの有茎系の水草を選べば間違い無いでしょう。

ソイルの掃除の仕方

アマゾニアなどのソイルは粒が崩れる事を避ける為に掃除には充分な注意が必要となります。

ソイルは団粒構造を上手く利用できる大きさで焼き固めたものですので手荒な扱いにより粒子を崩してしまうと底砂内の通水性を悪くさせたり、水草の根が伸びにくいなどの障害が出ますので出来るだけ粒を崩さないように優しく扱うようにしてください。

プロホース等で掃除をする場合には、軽く表面のゴミを吸い取るようなイメージで堆積した沈殿物を吸い出してもらえれば大丈夫です。

逆にソイル内をガチャガチャとかき混ぜるような掃除の仕方は粒を崩してしまう要因にもなりますし、ソイル内の窒素分などを水中に巻き上げてしまう原因にもなりますので注意が必要です。

アマゾニアなどは一度落ち着いてしまえば水草の生長に必要な栄養素が多く水草育成には効果的ですが立上げ時の過剰な富栄養化に初心者の方は手をやく事があることも事実です。

そのような場合、水槽立ち上げ当初はどうしてもコケに悩まされる毎日となってしまうかもしれませんがしっかりとした水替えとバクテリアの繁殖を行っていればだんだんと水質が安定してきてコケも減ってきますので根気よく待つのも必要かもしれません。

ソイルの持つメリットを上手く活用する為にはいかに濾過バクテリアを上手く繁殖させるかにかかっていると言っても過言ではありません。

この壁さえクリア出来ればソイルは素晴らしいもので今までの大磯砂などでは育成の難しかった多くの水草もソイルの登場により初心者でも容易に育成出来るようになったのです。

ソイルの寿命と交換時期

ソイルの唯一の弱点とも言われているのがソイルには寿命があり、年月が経つと劣化してくる為に交換(リセット)をしなければならない時がやってきます。

交換時期のソイル

交換時期は各ソイルや使用される環境によって異なりますがおおよその目安は1年程度とされています。その目安としては各ソイルの持つ能力が低下した頃や粒子が崩れ目詰まりが起こり始めた頃などでしょう。

ソイルは必ず交換しなければならないものでもありませんが能力の低下により水質が安定しにくくなったり、水草が育ちにくくなったりと問題が起きるようでしたら交換が必要かもしれません。

ただソイルのリセットは今までソイル内で繁殖してきたバクテリアも減少させてしまいますので今の水質が安定しているようなら全交換はせずに部分交換や新しいものを足すような方法をとる事も出来ますので水槽内の環境を考えながら対応するといいかもしれません。

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