
ゴールデンバルブの繁殖方法やオスメスの見分け方などゴールデンバルブを殖やすための方法をご紹介いたします。
ゴールデンバルブやチェリーバルブ・ロージーバルブ・メロンバルブはプンティウス属に属し、成魚でも4~5cmと小型で人工飼料でもよく食べ、飼育は非常に容易な初心者の入門魚的存在です。
そんなゴールデンバルブは飼育だけではなく、繁殖も容易ですので初心者でも繁殖が楽しめる入門魚なのです。
ゴールデンバルブの雌雄の見分け方
バルブ類は繁殖が容易で成熟すると雌は一回り大きくなり腹部もふっくらしてきます。
雄は一回り小さく細身で発情すると婚姻色が現れだしますので雄雌の判断は容易です。
ゴールデンバルブを数匹混泳させていれば、雄が婚姻色を発する頃に雌を追い掛け回す行動が見られるようになります。
この行動が見られたら雄と雌を一度隔離します。
隔離期間は人それぞれですが、1週間ほどが目安になり、この隔離がバルブの繁殖を成功させる秘訣です。
ゴールデンバルブの繁殖
産卵水槽にはウィローモスなどの細かい水草を入れ、エアレーションを行ってください。
その水槽にオスとメスをいれると数日で産卵を行います。
産卵は早朝などに行われることが多いですが、卵が確認できたら親魚を隔離します。ゴールデンバルブの親魚は卵を食べてしまうことがあるので注意が必要です。
産卵床には水草以外にも卵を産み付けやすく、卵を隠しやすい細かいものが密集したものであれば色々なものが利用できます。
ただ、ウィローモスなどの水草をお勧めする理由は稚魚が生まれた時に自然のものである方が何かと都合がいいことも多いからなのです。
水草であれば、水を浄化する機能があるために水質の維持がしやすい。
水草やそこに付着する微生物が稚魚のエサになるなどが挙げられます。
ゴールデンバルブの稚魚の育て方
卵は3~4日で孵化しますので稚魚が確認できたら、ベビーフードやブラインシュリンプを与えるようにします。
餌は一度にあまり多く与えずにこまめに回数をわけて与えるのが水質を悪化させないコツです。
稚魚は水換えによる水質の変化に敏感ですので、できるだけ水を汚さずに水換えの頻度と量を抑えられるように心がけましょう。
稚魚がある程度成長してきたら親魚と同じ水槽に戻しても問題ありません。
もし繁殖用水槽が容易できないときは水草などを多めにいれ、稚魚や卵の隠れ家をたくさん作ってあげることで繁殖が可能になることもあります。
稚魚の飼育容器なども販売されていますので、そのようなものを利用して同じ水槽内で隔離しながら育てる方法などもあります。
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