ブルーテトラは体内からにじみ出るような青い体色が際立つ美しいカラシンです。
水草水槽などで数匹の群れで泳がせるとその美しさを最大限に発揮させることができます。
ブルーテトラの性格
ブルーテトラはショップなどで2cm~3cmのものがよく販売されていますが、大きくなると最大で5cmくらいまで成長します。
非常に活発的で水槽内を泳ぎ回るうえ、テリトリー意識が強く、気の荒い個体もいるため複数匹の混泳では注意が必要です。
飼育は容易で水質に対して気難しい面はありませんが、古い水には弱い面がありますのでろ過フィルターをしっかり活用して水質の維持に努めるようにします。
ブルーテトラとの混泳
やや気が荒く同程度以下のサイズの温和な熱帯魚を追い回して、突いたりすることがあります。
泳ぎがゆっくりな熱帯魚や温和な熱帯魚との混泳では十分な遊泳スペースを確保することと水草などを多めに入れて、ブルーテトラの意識を逸らせるような工夫が必要となります。
食性は他の小型カラシンなどと同じで、混泳魚を捕食するようなことはありませんので、水槽内での力関係のバランスさえとれれば他種との混泳も可能です。
ブルーテトラが混泳魚を追い回す条件
ブルーテトラが他の熱帯魚追い回して攻撃する理由はテリトリー意識の強さです。
よってテリトリー意識を刺激してしまうような条件では混泳魚を攻撃しやすくなりますので、その条件を理解しつつ、混泳魚を選ぶようにしましょう。
ブルーテトラのテリトリー意識を刺激する条件とは水槽サイズが小さい。混泳魚がブルーテトラよりも小さい。数が少ない。水槽内にオブジェや水草が全くなく、隠れ家がない。などが挙げられます。
よって混泳対象にはブルーテトラより大きめ(体高がある)熱帯魚を選ぶ。
大きめの水槽を用意して水草などでレイアウトを作り、それぞれの熱帯魚がテリトリーを脅かさなないような工夫をする。
混泳対象魚を多めに入れて、ブルーテトラとの力関係を作り上げる。
ブルーテトラの混泳 まとめ
どうしても自然の生き物ですので、このような混泳方法なら絶対に大丈夫ということはありません。
よって混泳に挑戦する際には万が一の為にも隔離水槽を用意しておきましょう。
また、不安要素があるときには無理に本種の混泳を行わず、本種のみの飼育を行うか、違う種を選ぶようにしましょう。