ミッキーマウスプラティの飼育法は?模様を綺麗に保つコツ

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ミッキーマウスプラティの飼育法は?模様を綺麗に保つコツ

尾びれの付け根に黒い丸い斑点が3つ並び、ちょうどミッキーマウスの顔と耳のように見える。

そんなユニークな模様で多くのアクアリストを魅了してきたのがミッキーマウスプラティです。

原種のプラティに品種改良を重ねて作出されたもので、観賞魚として古くから親しまれています。

価格も手ごろで飼育難易度も低く、初めて熱帯魚を飼う方にも安心してすすめられる一種です。

特徴とカラーバリエーション

カダヤシ目カダヤシ科に属する淡水魚で、体色は鮮やかなイエローからオレンジ系のものが多く、水槽に入れると一気に華やかな雰囲気になります。

成長しても体長は5cm前後と小ぶりなので、それほど大きな水槽でなくても飼育できるのも魅力のひとつです。

カラーバリエーションは非常に豊富で、オレンジから赤の定番のレッド系をはじめ、黄金色に輝くゴールデン系、体表に青みがかった光沢を見せるブルー系など、選ぶ楽しさがあります。

また、ミッキーマウス模様は成長とともに崩れてしまうことがある点は知っておきたいところです。

購入の際には、模様がよりはっきりした個体を選ぶことが、長く観賞を楽しむうえでのひとつのポイントになります。

水槽と設備の選び方

単独飼育なら30cm水槽でも十分ですが、繁殖力が非常に高いため、いつの間にか数が増えてしまいます。

そのため、出来れば最初から60cm水槽で飼育しておくと安心です。

フィルター選びも大切です。

水温変化や水質変化に弱い面があるため、特に水槽に迎え入れたばかりの時期はろ過能力の高いフィルターを選ぶことをおすすめします。

45cm以下の水槽なら外掛けフィルター、60cm以上では上部フィルターや外部フィルターが適しています。

底砂については、サンゴ砂以外であれば基本的にどれでも問題ありません。

水草レイアウトを楽しみたい場合はソイルを使うのもよいでしょう。

ただし、弱アルカリ性の水質を好む性質があるため、水質が大きく酸性に傾くような底砂の使い方は避けたほうが無難です。

水質と水温の管理

飼育に適した水温は24〜28℃程度で、本来は弱アルカリ性の硬水が原産地の水質ですが、適応能力が高いため中性付近を保てば問題なく飼育できます。

低水温では白点病が発生しやすくなるため、年間を通じて25℃前後に保つのが理想的です。

夏は冷却ファン、冬はヒーターを用意して、急激な水温変化が起きないよう管理してください。

水換えは週に1回を目安に全体の約半分の水を残す形で行います。

新しい水は水槽の水と同じ温度に合わせ、必ずカルキ抜きを使って塩素を中和してから入れてください。

また、水質が変わったときに体調を崩しやすい面があるので、水換えは慎重に行いましょう。

餌の与え方

ミッキーマウスプラティは雑食性で、特に植物性のものを好みます。

市販の熱帯魚用フレークから冷凍赤虫、メダカの餌まで基本的に何でもよく食べてくれます。

口が上向きで水面付近を泳ぐ魚なので、浮遊性の餌が食べやすいです。

与えた分だけ食べようとする性質があり肥満になりやすいため、1日2回、1〜2分程度で食べきれる量を目安にしてください。

色揚げ用の餌を取り入れることで、体色のツヤを維持しやすくなります。

定期的にブラインシュリンプなどの生き餌を与えると栄養バランスが整い、体色の鮮やかさを保つ助けになります。

食べ残しはすぐに取り除いて水質悪化を防ぐことも大切です。

ミッキー模様を綺麗に保つコツ

多くの飼い主が気にするのが、トレードマークであるミッキー模様をいかに鮮明に維持するかという点です。

まず照明環境が大きく影響します。

ライトがあると発色が良くなり、周りの環境が薄暗いと色が薄くなってしまいます。

できるだけ明るい照明環境を整えることが、体色と模様の鮮明さにつながります。

青系など一部のカラーは、照明や底砂、水質によって見え方が異なるため、好みの演出を考慮して環境を整えるとよいでしょう。

また、品種固定がやや不安定な場合があり、他の色のプラティと混泳・繁殖させると発色が乱れることがあります。

模様の純粋さを重視するなら、同系統の個体だけで管理することが理想です。

水質の安定も模様維持に直結します。

水質が酸性に傾いたり、水温が不安定だったりするとストレスから体色が抜けやすくなります。

毎週の水換えをしっかり行い、フィルターのメンテナンスを欠かさないことが、結果的に模様を美しく保つことにつながります。

ミッキーマウスプラティの混泳

プラティの混泳相性はおおむね良好で、同じくらいの大きさの魚種であれば多くの種類と混泳できます。

グッピー、カラシン、オトシンクルス、コリドラスなどが挙げられます。

ただし、攻撃性が強いベタやエンゼルフィッシュとの混泳は避けましょう。

同種同士で喧嘩することがありますが、小競り合い程度で大事には至らないことがほとんどです。

頻発するようであれば水草などで隠れ場所を作ってあげてください。

ミッキーマウスプラティの繁殖

ミッキーマウスプラティは卵ではなく稚魚を直接産む「卵胎生」という繁殖形態をとります。

オスは尻ビレが細く尖った交接器(ゴノポディウム)を持ち、メスは交尾後1ヶ月ほどで稚魚を産みます。

大きなメスは30匹近く稚魚を産むことがあり、1度の交尾で数回にわたって産むことができます。

稚魚は生後1ヶ月程度で雌雄の判別ができるようになり、3ヶ月ほどで成熟して交配が可能になります。

産まれた稚魚は親魚に食べられてしまう危険があるため、産卵箱を使って親と稚魚を隔離することで成長も早くなり、生存確率が上がります。

稚魚の餌には、栄養価の高いブラインシュリンプが最もおすすめですが、大人用の人工飼料をすりつぶして与えるだけでも十分育ちます。

気をつけたい病気

ミッキーマウスプラティは基本的に丈夫な魚ですが、水温の低下には敏感で白点病になるリスクが高くなります。

また水質が酸性に大きく傾いても病気になりやすいので注意が必要です。

尾ぐされ病は水質の悪化や過密飼育で起こりやすいため、定期的な水換えと水槽の掃除が重要な予防策になります。

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