
プラティは成魚でもオスが4〜5cm、メスが5〜6cm程度と小ぶりな体格をしているため、最小の30cm水槽から飼育することができます。
アクアリウム初心者がはじめて熱帯魚を迎え入れる際に選びやすいサイズの水槽でも問題なくスタートできるのは、この魚の大きな魅力のひとつです。
30cm水槽で飼える数の目安
5cm前後の魚なので、2ペア程度であれば30cm水槽から飼うことができます。
ただし、この「2ペア」という目安はあくまで飼育スタート時の話です。
プラティは卵胎生で繁殖力が非常に高く、オスとメスを一緒にしておくだけで次々と稚魚が生まれてきます。
オス・メスを一緒に飼育していると、あれよあれよという間に稚魚が増えていきます。
その稚魚もいつしか大人になって繁殖するようになり、気づけばいつの間にか水槽が手狭になってしまう可能性は否定できません。
30cm水槽の注意点
水槽が小さいと、排泄物などから発生する有毒物質および気温が水質・水温に与える影響が大きくなるため、環境の維持管理が難しくなります。
水量が少ないほど水質は急変しやすく、特に夏場の水温上昇や水換え後の水質変化が魚体にストレスを与えやすくなります。
30cm水槽での飼育は「できる」ものの、管理に気をつかう場面が増えることは覚悟しておく必要があります。
45cm・60cm水槽が理想的な理由
せっかくだから繁殖にも対応できるようにしたい、という場合には余裕を持った45cm規格水槽の使用をおすすめします。
45cmクラスの水槽になると水量に余裕が生まれ、水質の安定性がぐっと高まります。
さらに稚魚が増えてきた場合の収容力にも余裕が出るため、長期的に飼育を楽しむ環境として適しています。
プラティはとても繁殖が上手くいくと、たくさんの稚魚を産みます。
すると水槽の容量をあっという間に超えてしまう可能性があるので、60cm水槽程度で飼育を始められるのがおすすめです。
60cm水槽であれば水量が60リットル前後確保でき、フィルターの選択肢も広がります。
複数のプラティを群れで泳がせたい場合や、他の魚との混泳を楽しみたい場合には、最初から60cm水槽を用意するのが結果的に管理の手間を減らすことにつながります。
水槽サイズと飼育数の目安
プラティは、水質の変化に強いので5匹程度であれば、30〜45cmの小型水槽でも問題なく飼育できます。
たくさん飼育したかったり混泳させたりなどする場合は、60cm以上の水槽を用意しましょう。
整理すると、30cm水槽は「最低限飼える」サイズであり、2ペアまでという制約と水質管理の難しさを理解した上で選ぶべきです。
繁殖を視野に入れたり、余裕を持った環境を作りたいなら45cm以上、混泳や本格的な群泳を楽しみたいなら60cm水槽を選ぶのが賢明です。
簡単に子供が増えるので、少しゆとりを持ったサイズの水槽の方が、後々便利だと思います。