貝・魚・エビなどの水槽掃除屋!水槽掃除生体の種類と働き

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水槽の掃除屋水槽の掃除屋と呼ばれる生体には金魚やメダカ、熱帯魚などが食べ残して、水槽の底に沈んでしまった餌を食べてくれるものや水槽に生えるコケを好んで食べるもの、生体の排泄物を分解してくれるものなど様々です。

これらの生体を入れておけば「水槽の掃除は不要になる」なんてことはありませんが、水質の悪化や水槽の鑑賞効果が下がることを抑制してくれる効果はあります。


よってうまく取り入れれば、水質の安定に繋がり、水槽掃除の周期を延ばしてくれることにも繋がるのです。

水槽の掃除屋はアクアリウムにおいてコケの少ない綺麗な水槽を維持するには、今や欠かせない存在と言っても過言ではありません。

しかし、水槽の掃除屋と一言で言ってもコリドラス、オトシンクルス、サイアミーズフライングフォックス、ミナミヌマエビ、ヤマトヌマエビ、タニシ、ラムズホーンなど、ほかにも様々な貝類など、探せばまだまだたくさんの種類がいます。

その中で「おすすめの水槽の掃除屋はどれですか?」というような質問をよく見かけます。

水槽の掃除屋は種類ごとにそれぞれ特徴があり、水槽の環境や生えているコケによっておすすめの種類も変わってくるのです。

そんな水槽の掃除屋の特徴を理解して、今の水槽にマッチした生体を選べるようにしておきましょう。

どのように水槽の掃除屋を選ぶのか

水槽の掃除屋はどのように選べばいいのか?

まずは水槽の掃除屋というのですから、今問題となっているコケを食べてくれる種類のものや、餌の食べ残しを食べてもらいたいなど目的に合わせて選ぶのがベストでしょう。

それぞれに好むコケにも違いがありますので、特徴に合わせた種類のものを選ぶようにしましょう。

他にも、一緒に混泳させる魚種なども考慮しなければなりません。

基本的に水槽の掃除屋と呼ばれる種類の生体は温和で、どのような種との混泳も可能ですが、逆に水槽の掃除屋を追いかけ回すものや食べてしまうものもいます。

よって混泳させる生体にも配慮が必要です。

例を挙げるとエンゼルフィッシュなどのシクリッドとエビ類の混泳は食べられてしまうのでNGです。

オトシンクルスやサイアミーズフライングフォックスなら問題ありません。

水槽の掃除屋のもう一つの選び方としては自分の好きな生体を選び、コケの予防とともにその生体の飼育を楽しむ方法もあります。

アクアリストからすればコケの除去に考えがいきがちですが、この選び方が生物を飼育するときの本来の選び方なのかもしれません。

おすすめの水槽の掃除屋

それでは水槽の掃除屋の特徴をそれぞれに見ていきましょう。

まず、水槽の掃除屋と言われて名前が挙がるのが、ミナミヌマエビとヤマトヌマエビではないでしょうか。

どちらのエビも小さな前足で器用にコケを摘むように食べる姿が可愛らしいエビです。

効果のあるコケは緑色の糸状コケなどで、ネバネバしたアオミドロや水槽セット初期に現れる茶ゴケなども多少は食べます。

逆にガラス面にへばりつくように生えるコケや硬そうなヒゲ状コケなどはあまり食べません。

エビ類の多くは雑食性ですので、コケ以外にも餌の食べ残しや生体の死骸なども食べてくれます。

ただ、あまりにも餌の食べ残しが多く、そちらの餌が主食になってしまうとコケをあまり食べなくなってしまいますので注意が必要です。

大きさ的にはヤマトヌマエビの方が多少大きく、餌を食べる量も多いようです。

さらに熱帯魚などの餌の食べ残しも食べるので、餌の腐敗による水質悪化を防ぐ効果もあります。

ヤマトヌマエビは汽水域で繁殖を行うため、通常飼育の水槽内で増えることはありません。

その点、ミナミヌマエビは淡水でも条件さえ整えば容易に繁殖するエビですので、繁殖を楽しみたい方はミナミヌマエビがおすすめでしょう。



レッドビーシュリンプもコケは食べますが、体が小さいのでコケ取り能力の面からするとミナミヌマエビやヤマトヌマエビよりも劣ります。

鑑賞効果は高い魅力的なエビですが、小さいので混泳対象も制限されるなど少々扱いにくい面があるのは事実です。

レッドビーシュリンプを飼うのであれば、コケ対策生体としてではなく、レッドビーシュリンプの単独飼育で楽しむようにすると良いでしょう。


エビ類の次に思い浮かぶのがオトシンクルスやオトシンネグロなどの小型ナマズの仲間でしょう。

オトシンクルスは吸盤のような口でガラス面や水草の葉、濾過フィルターのパイプなどについたコケを舐めとるように食べてくれます。

また、スネールの卵を食べることでも知られていますのでスネール対策にも効果のあるコケ取り生体なのです。

オトシンクルス、オトシンネグロともに温和で大きくならない熱帯魚ですので、肉食性ではないほぼ全ての熱帯魚との混泳が可能と言えます。

黒く硬いヒゲ状コケや絡みつくような糸状コケはあまり食べませんが、ガラス面に付く茶色いコケなど舐めとるように食べられるコケに対しては効果的です。

エビ類ほどではないですが、オトシンクルスも底に沈んだ餌などを食べてくれることもあります。


コリドラス
小型ナマズの仲間ではコリドラスも水槽の掃除屋として有名で人気があります。

ずんぐりむっくりした体型にちょこちょと水槽の底で餌を探す姿に愛くるしさを感じる人も多いでしょう。

コリドラスは水槽の底に沈んだ餌を探すように食べるので数匹いれておくと餌の食べ残しなどを綺麗に食べてくれます。

ただ、餌の食べ残しだけで飼育しようとすると餌不足となり痩せてしまうときもありますので、そのような時にはコリドラス専用の餌を用意してあげましょう。

コリドラスはコケはあまり食べませんが、見た目の可愛らしさや種類の豊富さから水槽の掃除屋として人気が高く、コリドラスをメインとして飼育しているアクアリストも沢山います。


サイアミーズフライングフォックス
サイアミーズフライングフォックスは水槽の掃除屋のなかでも一番コケをかじり取る力があり、硬いヒゲ状コケを食べてくれる唯一のコケ取り生体として知られています。

水草に絡まる糸状コケに対してもサイアミーズフライングフォックスを数匹入れておけば数日でコケが無くなったという事例もよくある話です。

オトシンクルスとは口の形などの違いから好むコケも違うため、オトシンクルスとサイアミーズフライングフォックスを混泳させてコケ対策をしている水槽をよく見かけるものです。

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石巻貝
水槽内で飼育できる貝の中でもコケ取り能力の高い貝として注目されている貝です。

ガラス面や水草の葉などについたコケをそぎ取るように食べてくれます。

汽水で増える貝ですので水槽内で爆殖することはありません。

さらに貝類の多くは生体の糞を食べて分解してくれるので、本当の意味での水槽の掃除屋とはこれら貝類の仲間なのかもしれません。


サザエ石巻貝
サザエ石巻貝は日本の南西諸島の汽水域に生息する貝で、ガラス面に付着したコケを舐めとるように食べてくれます。

石巻貝に比べてサザエのようなトゲを持つことが特徴で、見た目の面白さも人気となっています。

汽水で増える貝ですので水槽内で爆殖し過ぎることもありません。


レッドラムズホーン
ラムズホーンの仲間は他の貝類に比べて草食性の強い面があり、ガラス面や水草などに付着したコケなどを好んで食べます。

繁殖力は強く、水槽内でも数匹いれば、すぐに卵を産んで増えてしまいます。

ラムズホーンをあまり増やしたくないときには水質を弱酸性に保つようにします。

逆に水質が弱アルカリ性に傾いていると繁殖に適した水質となり、極端に増えてしまうこともあります。

小さくて可愛い貝なのですが、増えすぎてしまうという点が懸念材料となることも多い貝と言えるでしょう。

ただ、水草水槽などのコケ対策目的で水質をしっかり管理すれば、見た目は可愛らしいので魅力的な貝でしょう。


タニシ
増えすぎてしまうのは困るという人にはタニシがオススメです。

タニシの繁殖は一度に卵をたくさん産むようなスタイルではなく、メスのタニシのなかで育った小さいタニシが産まれてきます。

よって繁殖数も少なく、少しずつ増えていくので繁殖を楽しめるうえに増えすぎて困るということはあまりありません。

さらにタニシは掃除屋としての能力も高く、雑食性なので餌の食べ残し、生体の死骸、生体の糞などなんでも食べるうえに水中に浮遊している有機物さえも捉えて食すことができます。

そのため、水質浄化能力の高い水槽の掃除屋と言えるのです。



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