熱帯魚種類別飼育法

カージナルテトラが群泳しない3つの理由とカージナルテトラを群泳させる方法

2020年9月28日

カージナルテトラが群泳しない3つの理由とカージナルテトラを群泳させる方法

カージナルテトラ

カージナルテトラが群れて泳ぐ姿に魅了されて飼育をはじめたのにカージナルテトラが群泳しない。

なぜカージナルテトラは群泳しないのか?

群泳しない理由とカージナルテトラを群泳させる方法をご紹介いたします。

カージナルテトラに限らず、ネオンテトラなどの小型カラシンの仲間やその他群泳すると言われている熱帯魚の多くも同じ理由ですので参考にしてみてください。

カージナルテトラが群泳する理由

カージナルテトラが群泳しない理由を話す前にまずは群泳する理由から順に話を進めていきましょう。

群泳とはネオンテトラやカージナルテトラなどの小さな熱帯魚が群れて泳ぐこと。

小さい熱帯魚なら必ず群泳をするわけではなく種類によっては小さくても全く群れない熱帯魚も沢山います。

その中でもカージナルテトラは群れて泳ぐことにより個々の持つ鮮やかさがいっそう美しいものになるので是非自分の水槽でも群れて泳いでいる姿を見たいと思うのは当然でしょう。

しかし、飼育者の気持ちとは裏腹に意外と群泳してくれないことが多いものです。

どうしたらカージナルテトラは群泳するのか?カージナルテトラが群泳する理由から考えてみましょう。

カージナルテトラが群泳する理由は仲間同士集まり危険を回避する習性によるものです。

自然の中で小さな生き物は身を守るために物陰に隠れたり、硬い殻で身を守ったり、集団で集まって自分たちを大きく見せたりしています。

もちろんカージナルテトラが群泳する理由も身を守るためです。

ではなぜカージナルテトラは水槽の中で群泳しないのか?その原因を探していきましょう。

カージナルテトラが群泳しない

カージナルテトラが群泳しない理由は

①水槽内で危険がないと判断している(安心)
②輸送直後などで軽いパニック状態
③水槽内の遊泳スペースが少ない

これらの理由が挙げられます。

一つずつ掘り下げてもう少し詳しくご説明いたします。

① 水槽内で危険がないと判断している(安心)

カージナルテトラなどの魚類には周辺の状況を察知して危険を回避するための側線と呼ばれるものが備わっています。

多くの魚には側線が備わっている。側線とは水中で水圧の変化や水流の変化を感じ取るための器官と考えられています。

引用:Wikipedia

 

カージナルテトラにも側線が備わっていると考えると側線により周辺の危険を常に警戒していることになります。

側線の能力には察知できる範囲があります。

小さな水槽では容易に安全であることがわかるため安心して群泳をしなくなります。

逆に大きな水槽では端から端まで安全の確認ができないので不安になり、群れて泳ぐのではないかと推測できます。

カージナルテトラの話ではないですが、川で泳ぐ魚を上から覗くと群れを作って泳いでいる小魚が多いものです。

これは川の中では川の中全てを察知できないため常に群れを作って警戒している状態です。

カージナルテトラも自然の川の中ではやはり群れを成して泳いでいるのです。

この理由によりカージナルテトラが群泳しないのは水槽の中で安心している証でもあるのでカージナルテトラにとっては良いことなのです。

その点から考えるとカージナルテトラを無理やり群泳させることはカージナルテトラに警戒心とストレスを常に与えているという考え方もできます。

②輸送直後などで軽いパニック状態

カージナルテトラを購入してすぐの時には環境の変化によって軽いパニック状態になっていることがあります。

そのような時には群れで泳ぐというよりも機敏な動きであっちへ行ったり、こっちへ行ったりと忙しいものです。

少しそっとしてあげてまずは環境に慣れるのを待ちましょう。

③水槽内の遊泳スペースが少ない

水槽内が水草や流木などでいっぱいの時などはやはり群泳はし難いものです。

そのような時はレイアウトを変更してカージナルテトラが泳ぐスペースを確保してあげましょう。

カージナルテトラを群泳させる方法

カージナルテトラが群泳しない理由がわかると何となく群泳させる方法もわかってくると思います。

カージナルテトラを群泳させるには、まずは水槽の環境にしっかり慣れさせること。

次に大きな水槽でしっかりと遊泳スペースを確保することです。

例を挙げると60cm水槽よりも90cm水槽で飼育する。

流木を沢山取り入れたレイアウトよりも石組みレイアウトでヘアーグラスを植栽するなどのレイアウトの方が遊泳スペースが大きく取れるため群泳させやすいものです。

また水槽を横から覗いた時にカージナルテトラが見えるか、それとも水草や流木の影に隠れてしまうかなどによっても変わってきます。

水草や流木はカージナルテトラの身を隠し安心感を与えます。

側面から見て人影を感じるとやはり警戒して群れを作るようになりますので水槽に植える水草の種類を前景草メインにするなどの方法も一つの方法です。

もう一つの方法として一番簡単な方法は水槽を軽く叩いてカージナルテトラを怯えさせる方法です。

この方法は継続性が無い上にカージナルテトラのストレスとなるのであまりお勧めできませんが、水槽の撮影時などには使えるテクニックです。

カージナルテトラの群泳と数の関係

カージナルテトラを群泳させるにはカージナルテトラの数も関係してきます。

60cm水槽にカージナルテトラを5匹、10匹、20匹、30匹と違った数で飼育すると数が多いほど群泳はしやすくなります。

理由についてはよくわかりませんが、集団行動意識なのかもしれません。

カージナルテトラの群泳まとめ

カージナルテトラの群泳は危険を回避するための防衛手段である。

群泳していないことは水槽内で安心している証でもあるので悪いことでは無い。

カージナルテトラを群泳させたい時には遊泳スペースを大きくとる。

レイアウトに用いる素材や水草は背丈の低いものを使う。

後景に背丈の高い水草を植えて前景に遊泳スペースを大きくとると水槽前面で遊泳する。

以上カージナルテトラの群泳についてご紹介しました。ご自身の水槽でカージナルテトラが群泳する姿が見られるように参考にしてみてください。

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