ベタ飼育で水槽の底に砂利は必要?いらない?
ベタ水槽に砂利を敷くメリットは?
ベタ水槽で底面フィルターと砂利の相性は?
ベタに白い砂利を使っても大丈夫?
ベタにおすすめの砂利がある?
こんなベタ飼育と砂利の関係についてご紹介いたします。
目次
ベタ飼育で水槽の底に砂利は必要?いらない?
ベタ飼育に限らず、アクアリウムにおいて水槽の底に敷く砂利などのことを底床と呼びます。
水槽に砂利などの底床を敷く飼育方法と比べて何も敷かない飼育スタイルをベアタンク方式と呼びます。
そんな全く対極的な飼育方法がある中、ベタの飼育では水槽に砂利は必要なのか?いらないのか?
その答えはベタの飼育スタイルや飼育者の考え方で変わってきます。
極論を言ってしまえば、砂利ありでも無しでもどちらでも問題なくベタを飼育することは可能です。
底床を敷くメリットとデメリットについては過去の記事でご紹介していますのでご覧ください。
メリットとデメリットを理解した上でどのような飼育スタイルにするか決めれば問題ありません。
ベタ水槽に砂利を敷くメリットは?
ベタ水槽に底床を敷くメリットとデメリットについては過去の記事でご紹介しましたので、ここでは砂利を敷くメリットについて考えてみましょう。
底床には種類があり、選択肢は砂利だけではなく、ソイルや砂、人工物などもあります。
そんな中で砂利を敷くメリットは
- 自然な雰囲気を作れる
- ソイルや砂に比べて掃除がしやすい
- ソイルは経年劣化をするが、砂利は半永久的に使用できる
- 粒が選べるので使い方の自由度が上がる
などが挙げられます。
砂利は自然な雰囲気を作れる
ソイルや砂でも自然な雰囲気は作れますが、何も入れないベアタンクや人工物の底床と比べると砂利は自然なレイアウトを作ることができます。
さらに砂利に微生物が繁殖することで水質の浄化も見込めるようになります。
砂利はソイルや砂に比べて掃除が楽
砂利はソイルや砂に比べて粒が大きく潰れないため掃除がしやすいメリットがあります。
プロホースなどでザクザク掃除すれば餌の食べ残しなどもしっかり吸い取ることができます。
砂利はほとんど劣化しないため半永久的に使える
ソイルは時間の経過とともに粒が潰れたりしてしまうため買い替えが必要になってきますが、砂利はほとんど劣化が起こりません。
よって長い目でみた時にお得感があります。
砂利は粒が選べるので自由度が上がる
砂利には粒のサイズを選べるものもあるため水槽の大きさに合わせて違和感の無いサイズを使用することができます。
また、粒が大きいことでフィルターに吸い込まれないなどのメリットもあります。
ベタ水槽で底面フィルターと砂利の相性は?
ベタ水槽で底面フィルターを使用したい時にソイルや砂などを使うとフィルターの目詰まりが懸念されます。
その点、砂利は粒が大きいため底面フィルターとの相性も良いと言えます。
ベタに白い砂利を使っても大丈夫?
ベタ水槽に砂利を敷くメリットや扱いやすさがわかったところで砂利選びについて話を進めていきましょう。
どうせ砂利を敷くならお洒落な感じにしたいと考える人もいるでしょう。
そんな時に白い砂利を使用しても大丈夫なのか?
もちろん、何色の砂利を使用しても問題ありません。
ただ、白い砂利は汚れが目立ちやすいので長年使用しているとコケの付着や汚れが目立ちやすくなるというデメリットはあります。
それでもお洒落を優先したいと思うのでしたら、定期的な掃除や新品への交換なども頭に入れておけば白い砂利を使うことは問題ありません。
ベタにおすすめの砂利がある?
白い砂利以外にもベタ水槽をぐっとお洒落にしてくれる底床があるのをご存知でしょうか?
シンプルなレイアウトが希望であれば大磯砂がおすすめです。
逆に色鮮やかな感じにしたいのであればベタのグラスサンドをおすすめします。
ベタのグラスサンドはベタ飼育専用に開発された底床です。
お好みの色を選べます。
ベタと砂利の関係まとめ
- ベタ水槽は砂利ありでも無しでもどちらでも大丈夫
- 砂利はソイルや砂に比べて管理がしやすいなどのメリットがある
- 砂利は底面フィルターとの相性も良い
- ベタ飼育におすすめの砂利は白い砂利以外にもカラフルなベタのグラスサンドなどがある
今回はベタ飼育における砂利の必要性とおすすめの砂利についてご紹介しました。皆様のベタ飼育の参考にしていただけると幸いです。