ベタにおすすめの餌と餌やりの注意点

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ベタにおすすめの餌と餌やりの注意点

ベタにおすすめの餌とは?

ベタの餌やりの量や頻度は?

ベタの餌くれダンスとは?

ベタが餌を食べない・吐き出す理由とは?

ベタの稚魚の餌のおすすめは?

こんなベタの餌に関する疑問についてご紹介いたします。

ベタにおすすめの餌とは?

ベタの主食には動物性タンパク質が豊富に含まれたベタ専用の餌がおすすめで、赤虫はおやつ程度に与えるのが良いとされています。

キョーリンの「ひかりベタアドバンス」やGEXの「ベタフード」、B–blastの「究極の餌 ベタ用」などが良い餌として人気があります。

ベタは熱帯魚の中でもグルメな魚ですので、同じ餌を与え続けると飽きて食べなくなることがあります。

よって2~3種類の餌を用意してローテーションで与えるようにすると餌のバリエーションが増え、飽き防止にもなります。

ベタは肉食性の熱帯魚であり、動物性タンパク質が多く含まれている餌を好みます。

また、ベタの口は上向きについているため、水面に浮くタイプの餌の方が食べやすい構造となっています。

さらにベタの口は小さいため、小粒な餌が食いつきが良く、ベタ用に配合された人工飼料が多数出ています。

これらの点に注意して餌を与えることで健康で美しいベタを育てることができます。

ベタの餌やりの量や頻度は?

ベタの餌は一般的には1日2~3回、1度に3~7粒程度を与えることが適正量とされています。

ただし、飼育しているベタの成長ステージや個体差によっても変わってくるため、適正量や与える頻度を早い段階で決めることが大切です。

適正量は、1粒ずつ与え、ベタが食べきる時間を計測し、毎日計算することで知ることができます。

観察をしながら、餌の量や頻度を調整していくことも重要です。

餌を与え過ぎるとベタは便秘になる可能性があります。

ベタの便秘は様々な病気の引き金になる事が知られており、特に腹水病になる可能性が高いとされています。

ベタの便秘は塩浴や薬浴によって治療する方法がありますが、まずは適正量を守り、餌を食べ過ぎないようにすることがベタの健康維持につながります。

ベタの餌くれダンスとは?

ベタの餌くれダンスとは、餌を欲しがっているサインではありますが、ベタは餌くれダンスをお腹が空いているから行っているわけではありません。

ベタは餌が貰えそうな状況に対する条件反射で、普段餌を与えてくれる人が近づく、水槽の蓋を開ける音、水面に指を近づけるなどを徐々に覚えていきます。

そのため、餌くれダンスを「餌を与える目安」とするのは危険です。

1日1~2回の決まった餌の回数と分量を守りましょう。

ベタが餌を食べない・吐き出す理由とは?

ベタが餌を食べない原因として、水温が適切ではない、水質が悪化している、ベタの体調が悪いというものがあげられます。

特に冬になると水温が低下し、ベタの活動が鈍くなってしまい、餌を食べなくなる場合があります。

餌が原因かもしれないと思う前に、まずは飼育水槽の水温をチェックしてみることが重要です。

また、水温が適切でも、水質が悪化している場合は、ベタが餌を食べなくなることがあります。

水が濁っていたり、フンがたまっていたり、餌の食べ残しがある場合は、水換えをすることで改善することができます。

ベタが餌を食べない理由には、底に沈んだ餌に気づかない、いつもの餌と違うために認識できない、ベタをお迎えしたばかりでストレスによって餌を食べないといったものがあります。

底に沈んだ餌はすぐに取り除くようにし、餌は浮遊性のものを選びましょう。

いつもの餌と違う場合は、以前与えていた餌と新しい餌を交互に与えてみることが大切です。

ベタをお迎えしたばかりの場合は、新しい環境に適応するまでに時間がかかるため、静かな環境でゆっくり適応させるようにしましょう。

餌に気づかないからとたくさん餌を与えることは避け、ベタの健康と水質管理に気を配ることが重要です。

また、ベタが体調不良の場合は、塩浴や薬浴を行うことも考慮してください。

ベタの飼育には細心の注意が必要です。

ベタの稚魚の餌のおすすめは?

ベタの稚魚におすすめの餌は、最初はインフゾリアや光合成細菌であるPSBを与えることがおすすめです。

これらの微生物は稚魚の口が小さい時でも食べやすく、栄養豊富であるため、非常に重要な餌となります。

生後7日程度経過したらブラインシュリンプを与え始めます。

この時はまだインフゾリアやPSBも一緒に与えるようにしてください。

何故なら、まだブラインシュリンプが食べられない個体がいる可能性があるからです。

そのような個体の餌としてインフゾリアやPSBも入れておくことが重要です。ブラインシュリンプを食べているかは稚魚のお腹を見れば分かります。

お腹がオレンジ色に染まっていればブラインシュリンプを食べた証拠です。

全ての稚魚のお腹がオレンジ色になるようになったらブラインシュリンプだけに切り替えます。

ブラインシュリンプは、稚魚にとって重要な栄養素であるタンパク質が豊富で、消化しやすいため、成長期には欠かせない餌となります。

また、ベタの稚魚は肉食性が強く、人工飼料を食べることが苦手なため、生き餌を与えることが重要です。

なお、ベタの稚魚に与えるブラインシュリンプは、自宅で孵化させることができるため、比較的手軽に用意することができます。

また、ベタの稚魚に与える際には、餌の量にも注意が必要です。

一度に与えすぎると、稚魚が餌を食べきれず、水槽内に餌が残ってしまうため、少量を分散して与えるようにしましょう。

ベタの餌まとめ

  • ベタの主食には動物性タンパク質が豊富に含まれたベタ専用の餌がおすすめで、赤虫はおやつ程度に与えるのが良い。
  • 2~3種類の餌を用意してローテーションで与えるようにすると餌のバリエーションが増え、飽き防止にもなる。
  • 餌の量は一般的には1日2~3回、1度に3~7粒程度を与えることが適正量とされている。
  • ベタが餌くれダンスをするたびに餌を与えてはいけない。
  • ベタが餌を食べない原因として、水温が適切ではない、水質が悪化している、ベタの体調が悪いなどが挙げられる。

今回はベタにおすすめの餌や餌やりに関する疑問についてご紹介しました。皆様のベタの餌やりの参考にしていただけると幸いです。

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