
ベタの餌くれダンスとは?餌を欲しがるサイン?
ベタが喜ぶ好みの餌とはどのようなもの?
通販で売れているベタにおすすめの餌は?
こんなベタの餌やりとおすすめの餌についてご紹介いたします。
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ベタの餌くれダンスとは餌を欲しがるサイン?
ベタに餌を与えようと水槽に近づくと、体を振りながらまるでダンスをするかのような仕草を見せてくれる時があります。
「餌くれダンス」と呼ばれるベタのこの行動は、餌を欲しがっているサインだと言われています。
しかし、餌くれダンスを「餌を与える目安」にするのは危険です。
なぜなら、ベタはお腹が減っていなくても餌くれダンスをしてしまうからです。
ベタの餌くれダンスはお腹が減っているから行っているのではありません。餌が貰えそうな状況に対する条件反射です。
- 普段餌を与えてくれる人が近づく
- 水槽の蓋を開ける音
- 水面に指を近づける
普段私たちが餌を与えるために行っているこれらの行動をベタは徐々に覚えていきます。
そして、これらの行動をベタが察知すると、空腹や満腹に関係無く、条件反射で餌くれダンスをしながらこちらに近づいてくるのです。
満腹になっても餌を欲しがるのはこのような理由からです。
必死にこちらに泳いできて餌をねだる姿は可愛らしく、ついつい餌をあげたくなりますが、餌の与えすぎは可愛いベタの寿命を縮めることにもなりかねません。
ベタの寿命 おすすめ記事
ベタは餌を食べすぎると消化器官の働きが落ちて便秘になる事があります。
さらに酷くなると、腹水病という治療困難な病気を発症してしまうケースもあります。
そのため、ベタの健康を思うならば、1日1~2回の決まった餌の回数と分量を守りましょう。
ベタの餌くれダンスについつい餌をあげたくなりますが、ベタも腹八分目が長生きの秘訣なので、餌を与えすぎないようにしましょう。
ベタが喜ぶ好みの餌とは?
「ベタを飼い始めたけれどなかなか餌を食べてくれない」というケースが稀にあります。
ベタはどんな餌でもパクパク食べるわけではなく、好みの餌でないと食べない時があります。
それではベタが喜ぶ餌とはどのような物なのでしょうか。
ベタが喜ぶ好みの餌の条件は次のようなものです。
- 動物性タンパク質が多く含まれている
- 水面に浮く、もしくはゆっくりと沈む
- ベタの小さい口に入る小粒な物
ベタは小さくても肉食性の熱帯魚です。
そのため、餌は動物性タンパク質が多めのものを好みます。
また、ベタの口は上向きについているため、水面に浮くタイプの餌の方が食べやすい構造となっています。
ベタの口は結構小さいので、餌も小さな口に一口で入るような小粒な物の方が食いつきが良いです。
以上のベタの好みを考慮して、ベタ用に配合された人工飼料が多数出ていますので、これらを与えてあげると良いでしょう。
通販で売れているベタにおすすめの餌5選
ベタにはベタ用に配合された人工飼料を与えるのがおすすめです。
餌の量の管理が楽ですし、ベタに必要な栄養素がしっかりと配合されているので、ベタの健康維持にも最適です。
そこで今回は、通販で売れているおすすめのベタ用の餌を5つご紹介します。
キョーリン ヒカリ ベタ アドバンス
ベタの好きな動物性タンパク質のオキアミを高配合する事で、嗜好性を高めたベタの餌です。
高い栄養価だけではなく、ベタの健康と水槽の水の汚れに効果的な3つの善玉菌(納豆菌・乳酸菌・酵母菌)が含まれているので、ベタの健康サポートと、糞による臭いと汚れを抑える効果が期待できます。
粒のサイズがベタが食べやすい極小サイズなのも高ポイントです。
値段が手頃な上に高栄養価で食いつきも良く、内容量も5gとちょうど良い量なので、迷ったらこちらを選ぶと良いでしょう。
ライフホールディングス プロチョイス ベタの餌
今回ご紹介する餌の中で最も極小サイズの餌です。
口の小さな個体でも食べやすいサイズですし、稚魚から成魚になりたてのベタの餌の切り替えなどの際にも使えるでしょう。
粒の小ささだけが特徴ではありません。
厳選された高品質な原料で作られた餌は嗜好性が高く、配合されたエッセンシャルビタミンと各種ミネラルにより、ベタのヒレの光沢の強化と色揚げにも効果的です。
若干沈みやすいので、少量ずつ様子を見ながら与えるようにしましょう。
GEX(ジェックス)ベタフード
天然色揚げ成分であるアスタキサンチンを豊富に含むシュリンプミールを配合している餌で、ベタの体色を上げて維持する効果が期待できます。
また、ベタの腸内環境を整え、水質の悪化を抑える3つの善玉菌を配合しています。
B–blast(ビーブラスト)究極の餌 ベタ用
「究極の餌」という名前は伊達ではない、圧倒的な高栄養価・高タンパクを誇るベタ専用の餌です。
配合されているタンパク質成分はなんと52%以上という圧倒的な高タンパクの餌です。
これはヒカリベタ アドバンスをも遥かに上回る数値です。
高い栄養価と高タンパクに加え、生きた菌の力によって、ベタの体色を引き上げる色揚げに最適な餌となっています。
ベタの体色が落ちてしまう原因の1つは栄養不足なので、この究極の餌で栄養を強力に補うことで高い色揚げ効果が期待できます。
これだけではなく、免疫力強化などに効果があると言われているβグルカンと、各種ビタミンも配合。ベタの健康を強力にサポートします。
さらに、プロバイオティクス機能を持つBX菌が、ベタの消化吸収を助け糞を減らしてくれるので、水の汚れを抑える効果も。
粒が少々不揃いですが、今回ご紹介した餌の中では柔らかめなので食べやすいのか、餌切り替え初日から問題なく食べてくれる事が多いです。
高栄養価の餌でベタの成長を促し美しく育てたい方におすすめです。
キョーリン 乾燥赤虫
どれもベタの食いつきが良いおすすめの餌ですが、同じ餌ばかりだとベタが飽きて食べなくなることがあります。
そんな時は「キョーリン 乾燥赤虫」などを与えてみてください。
赤虫などの生き餌系は、消化しにくいので与えすぎには注意ですが、たまのおやつに与えると餌に変化をつけられますし、栄養価も高いので良いですね。
以上5つがベタにおすすめの餌です。
また、ベタの稚魚には「テトラ テトラミンベビー」のような人工飼料や「ブラインシュリンプ」などの生き餌がおすすめです。
栄養価はブラインシュリンプの方が高いですが、沸かす手間がかかったりするので、テトラミンベビーのような人工飼料でも十分です。
また、親魚の餌を細かくすり潰して与えるのも良いですね。