コリドラスが水合わせ後に暴れる・動かない!?水合わせ失敗?

2021年11月26日

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コリドラスの水合わせ

コリドラスが水合わせ後に動かないのは失敗?

コリドラスが水合わせ後に暴れるのは?

コリドラスの水合わせの時間はどのくらい?

コリドラスの水合わせの正しいやり方を知りたい。

こんなコリドラスの水合わせに関する疑問についてご紹介いたします。

コリドラスが水合わせ後に動かないのは失敗?

水合わせをした直後からコリドラスが水槽の底でじっとして動かなくなることがあります。

そのような様子を見ると水合わせを失敗してしまったのではないかと心配になるかもしれません。

ただ、コリドラスがじっとしているような時は多くの場合、環境の急激な変化に驚いているだけですので安心してください。

そんな時はよく観察してみると、コリドラスの呼吸も速まっていることが多いですが、10分~20分ほど待つと新しい環境に慣れ、徐々に動き出します。

コリドラスが環境の変化に驚いてじっとしているだけなら良いのですが、稀に水合わせ直後に暴れ出すことがあります。

そんな時は要注意です。

コリドラスが水合わせ後に暴れるのは?

新しい水槽に移した直後、コリドラスが暴れることがあります。

少し暴れる程度であれば、驚いただけと思われますが、水槽の壁にぶつかるほど激しく暴れ続けている場合は注意が必要です。

このようにコリドラスが激しく暴れた場合には水質の変化によるショックを受けており、水合わせが失敗してしまった可能性があります。

一度このような状態になってしまうと対処方法はありませんのでコリドラスが環境に適応するのを祈って見守るしかありません。

コリドラスが暴れる原因としては、水合わせを行う時間が短すぎたことによるphショックなどが考えられます。

幼魚や体の小さい個体では特に水質の変化によるダメージを受けやすいため、注意が必要です。

コリドラスの水合わせに最適な時間

コリドラスの水合わせには、全ての水を混ぜ終えるまでに最低でも30分はかけましょう。

30分よりも短い時間で全ての水を混ぜてしまうと、水質の変化が急激すぎてコリドラスに負担がかかってしまいます。

また水合わせに時間をかけすぎても酸欠や水温低下の原因になってしまいます。

1時間程度を目安に水合わせを完了させるとよいでしょう。

幼魚や小さい個体などは特に水質の変化により負担がかかりやすいため、時間をかけて水合わせをしてください。

また、同じコリドラスでもコリドラスパンダの幼魚はさらに水質に敏感だと言われています。

コリドラスパンダの幼魚を飼育し始める場合は特に慎重に水合わせをしましょう。

コリドラスの水合わせの正しいやり方

コリドラスの水合わせのやり方として、点滴法とサテライト法が挙げられます。

点滴法とは、コリドラスをバケツなどの容器に移し、細いチューブをつかって新しい水を少しずつ追加していくという水合わせ方法です。

点滴法は水を少しずつ混ぜることができるためコリドラスへの負担が小さいですが、いくつかの器具を揃えなければならない他、コリドラスを何度か移動させるなどの手間がかかります。

点滴法よりも手軽に行える水合わせのやり方として、サテライトを使った方法があります。

サテライトとはメインの水槽に取り付ける小さな水槽のことで、稚魚や卵の飼育に使われます。

サテライト法ではコリドラスと袋の水をサテライトに入れた後、新しい水を少しずつ加えていき、最後にサテライト内の水ごと新しい水槽に移します。

サテライト法では必要な道具が少なく、あまり手間がかりません。

また水合わせにかかる時間も少なくて済むため手軽に水合わせを行うことができます。

しかし点滴法に比べて急激に水合わせが進むため、コリドラスに負担がかかってしまいます。

またサテライト法ではコリドラスがもともと住んでいた水と新しい水槽の水が混ざり合うため、もともと住んでいた水に細菌が含まれている可能性があるなど、安全性にも懸念があります。

また水槽の水の一部を取り換えて10分ほど待つ、という作業を繰り返す方法もありますが、点滴法に比べて急激に水質や水温が変化するため、コリドラスへの負担が大きくなってしまいます。

できる限り点滴法を用いて少しずつ水合わせをしてあげましょう。

ここではコリドラスへの負担が最も少ない点滴法のやり方についてご紹介します。

まず、コリドラスが入った袋を新しい水槽に20~30分程浮かべておき、それぞれの水の温度を合わせます。

体の小さなコリドラスにとってはたった1℃の水温の違いも大きな負担になるため、しっかりと時間をかけて水温合わせをしましょう。

次にコリドラスを水合わせ用の容器(バケツなど)に移します。

この時コリドラスが入っていた袋の水を少しだけ一緒に入れます。

そして点滴用のチューブを使って少しずつ新しい水を足していきましょう。

容器がいっぱいになるまでに30分~1時間かかるように点滴の速さを調節します。

目安としては、数秒に1滴程度のペースで点滴をするようにするとよいでしょう。

容器がいっぱいになったら、コリドラスを新しい水槽に移します。

ネットを使ってコリドラスが傷つかないように優しく移動させましょう。

移動させた後はコリドラスの様子に異常がないかどうか、しばらく観察してあげてください。

コリドラスが新しい水槽に慣れるまで、水槽の照明は消してコリドラスへの刺激ができるだけ少なくなるようにしましょう。

コリドラスの水合わせまとめ

  • コリドラスの水合わせにかける時間の目安は30分~1時間
  • コリドラスの水合わせは点滴法で少しずつ行う
  • サテライトを使った方法や水の一部を一気に入れ替える方法はコリドラスへの負担が大きい
  • 水合わせ後、コリドラスが動かなくなるのはコリドラスが驚いているだけで異常はない
  • 水合わせ後、コリドラスが激しく暴れた場合は水合わせが急激でコリドラスに負担がかかっている場合が多いので要注意

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