グッピー水槽の水質が悪化するのはなぜ?グッピーが好む水質と水質変化の原因

2021年12月1日

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グッピー水槽の水質

グッピーが好む水質は弱アルカリ性?弱酸性?

グッピー水槽の水質の変化と水質悪化の関係を知りたい。

グッピーの水質が悪化しやすいのはなぜ?

水質チェック方法と改善方法を知りたい。

こんなグッピーの水質に関する疑問についてご紹介いたします。

グッピーが好む水質は弱アルカリ性?弱酸性?

熱帯魚を飼育する際の水質は、原産地の水質に合わせるのが良いとされています。

例えばアマゾン川が原産であるネオンテトラやコリドラスなどは、現地の水質と同じ弱酸性の水質を保つことが推奨されています。

ではグッピーについてはどうでしょうか?

もともと野生のグッピーの生息地は中南米ですが、現在日本国内で販売されているグッピーは、国内か東南アジアで養殖されているものが流通しています。

そのためグッピーを飼育するうえで適している水質というのは、原種の生息地よりも養殖されてきた環境の水質に合わせることを考える必要があります。

グッピーが養殖されている日本国内や東南アジアの水質は中性~弱アルカリ性の範囲ですので、すなわち中性なら問題なく飼育できるということです。

グッピーは丈夫な種類なので中性を保っていれば問題ありませんが、どちらかというと酸性の水質には少し弱いと言われています。

あまり神経質にならず、中性を保ちながらも酸性に傾き過ぎないように維持していれば問題ありません。

水質をpHで表すと、中性が7.0なので6.5~7.5程度の範囲内に収まっていれば全く問題ないでしょう。

グッピー水槽の水質の変化と水質悪化の関係

グッピー飼育において水質が酸性に傾きすぎるとはどのようなことなのか?

なぜ徐々に水質が変化していくのか?

その点についても考えてみましょう。

グッピー飼育に使用する水はほとんどの人が水道水のはずです。

日本の水道水の水質基準は弱酸性~弱アルカリ性でpH5.8~8.6の範囲内に収めるように定められています。

ただ、水道施設の腐食を防止する観点からも中性に近い水質にたもたれていることが多いものです。

よって水槽立ち上げ当初や大掛かりな水換え後すぐの時には水質は中性付近に保たれています。

その水質が時間の経過、日数の経過とともに徐々に変化していくことは珍しいことではありません。

グッピー水槽の水質が変化する原因を大きく分けると水槽レイアウトによる変化と水質悪化による変化です。

まずは水槽レイアウトによる変化について考えてみましょう。

グッピーを飼育する際に水槽内に何も入れずにグッピーだけ入れて飼育する人もいるかもしれませんが、多くの人はレイアウトを楽しむものです。

底床を敷き、水草を植栽し、流木や石などで自然の雰囲気を作り出すこともあるでしょう。

そのようなレイアウト素材の中には水質を変化させるものも少なくありません。

砂利や石をレイアウトに用いれば硬度が高まり、水質は弱アルカリ性に傾いていきます。

逆にソイルなどを用いるソイルに含まれる腐植酸などの影響により水質は緩やかに弱酸性に傾いていきます。

※ソイルの種類によっては水質が変化しないものもあります。

濾過フィルターに入れるろ材の中にも水質を変化させらものがあります。

このように水槽に何を入れるかによって水槽内の水質が左右されることがありますので水槽に入れる前にしっかり確認しましょう。

ただ、このような素材による水質変化は緩やかに変化するうえ、グッピーにとって有害な物質ではないことが多いため大きな問題になることはあまりありません。

グッピー水槽の水質が酸性に傾く原因の中で特に気をつけなければいけないのが、水質悪化による酸性化です。

水質の悪化とは餌の食べ残しやグッピーの糞が蓄積し、微生物の働きによって分解されていく工程の中でグッピーにとって有害な物質が溜まっていく状態です。

代表的なものにアンモニア、亜硝酸、硝酸塩などが挙げられます。

これらの物質が一定量以上蓄積するとグッピーは体調を崩し、最悪死んでしまいます。

よってこれらの物質が蓄積していないかどうかの判断基準の一つとして水質チェックが挙げられます。

グッピーの水質が悪化しやすいのはなぜ?

グッピーの飼育でありがちな水質の悪化原因としては、過密飼育になりやすいことや餌の与え過ぎなどが挙げられます。

グッピーは繁殖が容易な熱帯魚なので、いつの間にか稚魚が増えて過密飼育に陥りやすい特徴があります。

稚魚が大きくなるにつれて餌の量も増え、結果として糞の量が多くなり水が汚れやすくなっていきます。

具体的には、餌の増加・糞の増加・死骸の発生によって水中に硝酸塩とリン酸が発生します。

硝酸塩やリン酸が多くなり過ぎると水質が酸性に傾きやすくなります。

また、グッピーは人懐っこく餌を欲しがる姿が可愛らしいため、気がつくと餌を与える回数が増えてしまうものです。

餌やりの回数が増えればそれだけ水も汚れやすくなります。

その反面、小さな稚魚が泳いでいる水槽ではあまり強い水流の濾過フィルターが使えないことや稚魚を意識し過ぎて水換えが疎かになってしまったりすると、やはり水質は悪化しやすくなってしまいます。

そんなことにならないためにも自身の水槽の水質変化を把握するために定期的な水質チェックを行いましょう。

水質チェック方法と改善方法

グッピー水槽の水質チェックが大事ということはわかった。

しかし、グッピー水槽の水質はどのようにチェックすれば良いのか?

という話になりますが、水が濁ってきていないか?コケが増えていないか?というレベルであれば日々水槽を観察していれば気付くことができるでしょう。

しかし、水質が変わっていないか?中性を維持できているのか?をチェックするには水質測定キットを使うしかありません。

水質測定キットには、pHメーター(機械)・試薬(液体)・試験紙の3種類の方法があります。

アクアショップやホームセンターの水槽用品コーナーでも扱っているお店は多いものです。

pHメーターは機械を使って実際のpHの数値を表示する機器です。

3つの方法の中では最も正確ですが、他の2つに比べ購入コストが大きくなります。

試験薬は薬を使って測定する方法で、容器に入れた飼育水に薬を入れ、変化した水の色を見てpHを判断するものです。

試験紙は飼育水に試験紙を浸すことで、変化した紙の色を見てpHを判断するものです。

自分はそんなに飼育上級者ではないから、そこまで必要ないのではないか?と思う人もいるかも知れませんが、どの測定方法でも短時間でチェックできるので決してハードルは高くありません。

グッピーが元気な時は頻繁に測定する必要はありませんが、元気がなくなってきたり、死んでしまった時には一度測定してみると良いかもしれません。

その結果、水質の悪化が原因であったなら、日々の餌やりや水換え方法を見直すことで水質改善をすることができます。

水換えの回数を増やしたり、餌の量を調整しながら定期的に水質検査を行うことでベストの水質を常に維持することができるようになります。

グッピーの水質まとめ

  • グッピーが好む水質は中性~弱アルカリ性なので、極端に酸性やアルカリ性に傾き過ぎていなければ飼育できる
  • 水量が少ない水槽ほど水質が変化しやすくなる
  • 過密飼育は餌と糞の増加によって水質が悪化しやすくなる
  • 水質検査キットでチェックしながら水換えの頻度を調整するとベストな状態が維持できる

今回はグッピーの水質に関する疑問についてご紹介しました。皆様のグッピー飼育の参考にしていただけると幸いです。

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