かわいいコリドラス コリドラスパンダとは?飼育や混泳の疑問を解決!

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コリドラスパンダ

コリドラスパンダとはどんなコリドラス?

コリドラスパンダのサイズは?

コリドラスパンダの値段はどのくらい?

コリドラスパンダの飼育で気をつけることは?

コリドラスパンダの餌は?

コリドラスパンダは夜行性?

コリドラスパンダに最適な水温は?

コリドラスパンダは混泳させても大丈夫?

こんなコリドラスパンダに関する疑問についてご紹介いたします。

コリドラスパンダとはどんなコリドラス?

たくさんの種類が存在するコリドラスの中でも、ダントツの人気を誇るのが「コリドラスパンダ」です。

その人気の秘密は何と言っても「見た目が可愛らしい事」です。

コリドラスパンダの体色は白に近いベージュで、目元に黒いアイバンドが入り、尻尾の付け根にも黒のスポット模様が入るのが特徴です。

その可愛らしい見た目でモフモフと餌を探しながら泳ぎ回る姿が愛らしく、数あるコリドラス種の中でもNo. 1の人気を誇ります。

そんな人気者のコリドラスパンダはペルー原産の熱帯魚で、寿命は約3年~5年ほどと言われています。

今回は可愛らしいコリドラスパンダの基本情報から飼育のポイントまで、まとめてご紹介します。

コリドラスパンダのサイズは?

コリドラスパンダは成長すると、最大で5cm程度の大きさになります。

平均では4cm前後のサイズが多いようです。

ミニコリに分類されるコリドラスピグミーなどに比べれば大きいですが、それでも小型に分類されるサイズのコリドラスです。

小型のコリドラスなので30cm規格水槽でも3匹~4匹程度なら十分に飼育できるのが嬉しいですね。

たくさん飼育したいなら45cm~60cm程度の水槽がおすすめです。

コリドラスパンダは群れで群泳する習性があるので、10匹以上入れて群れで泳ぐ姿を眺めるのも楽しいものです。

コリドラスパンダの値段はどのくらい?

コリドラスパンダはどのくらいの値段で購入することができるのでしょうか。

コリドラスパンダはブリード個体ですと比較的安価に手に入れることができます。

だいたい1匹400円前後ほど。5匹まとめてなどのまとめ買いですと1,200円程度から購入できます。

自然のものを採取したワイルド個体は値段がもう少し高く、1匹1,000円~2,000円程度します。

それでもそれほど高価な熱帯魚ではないので、初心者の方でも飼育が始めやすい点がコリドラスパンダ人気の一つの理由かもしれません。

コリドラスパンダの飼育で気をつけることは?

初心者でも比較的飼育しやすいコリドラスパンダですが、いくつか注意すべきポイントがあります。

コリドラスパンダの飼い方で特に注意したいのが、「水槽導入時の水合わせ」です。

他のコリドラスと比べて、コリドラスパンダは水質変化に敏感な傾向にあります。

幼魚の時期は特に敏感なので、水槽導入時の水合わせは慎重に行なってください。

エアチューブを使って行う「点滴法」での水合わせが最も安全性が高いです。

点滴法ができない場合、購入してきたコリドラスパンダを袋の中の水ごとバケツに移し、1/5程度の量の水を10分おきに飼育水と交換していくという方法で、ゆっくりと時間をかけて慣れさせると良いでしょう。

この時、バケツの中の水温や交換する飼育水の水温が変化してしまわないよう、双方にヒーターを設置するなどして水温差が生まれないようにする事も忘れずに行ってください。

また、水槽に導入した後も、飼育水や底砂の汚れには注意が必要です。

他のコリドラスよりも水質悪化や底砂の汚れに敏感なので、飼育環境が悪化した時にはコリドラスパンダが真っ先に体調を崩します。

コリドラスパンダの飼育では、水換えや底砂の掃除といったメンテナンスをより一層しっかりと行う事が大切です。

特に、底砂のメンテナンスはコリドラスパンダの生命線になるので、管理しやすいように極薄く敷くと良いでしょう。

底砂には田砂やコリドラス専用の底砂がおすすめです。

水質や水温の急変と、飼育環境の悪化には敏感なコリドラスパンダですが、基本通りにちゃんと管理してあげれば飼育しやすく繁殖もさせやすい種類なので、ぜひ飼育にチャレンジしてみてください。

コリドラスパンダの餌は?

コリドラスパンダにはどのような餌を与えれば良いのでしょうか。

コリドラスパンダに与える餌としては、「コリドラス専用の人工飼料」や「生き餌」を与えましょう。

コリドラス専用の人工飼料には2タイプの形状があります。

一つは「タブレットタイプ」。もう一つは「顆粒状タイプ」です。

タブレットタイプは形が大きめで溶けるのがゆっくりです。

そのため、食べ終えるまで2時間程度を想定した作りとなっています。

顆粒状タイプは粒が小さくタブレットタイプより溶け出しやすいので、3分~5分で食べ終えることを想定しています。

どちらの餌が良いかはその個体の嗜好性と水槽の環境などによります。

一般に顆粒タイプの方が食いつきが良い傾向にありますが、他に混泳魚などがいる場合には横取りされやすくもなり、与え方に工夫が必要です。

タブレットタイプは上層の混泳魚に横取りされる心配は無いですが、顆粒タイプに比べると食い付きは劣ります。

しかし、タブレットが溶け出せば餌だと認識して食べてくれます。

このように、どちらも一長一短あるので、それぞれの水槽の状態などのケースに合わせて使い分けると良いですね。

この他、赤虫やイトメ、ブラインシュリンプなどの生き餌もコリドラスパンダの餌としておすすめです。

生き餌は嗜好性が抜群で食いつきが良く、栄養価も高いので、新規導入後で餌食いが悪い個体や、体力を消耗している個体などに特におすすめの餌です。

タンパク質が豊富で高栄養価な生き餌ですが、ビタミンの含有量が少ないので、生き餌ばかり与えていると栄養バランスが崩れます。

そのため、コリドラスに必要な栄養素がバランス良く配合されているコリドラス専用の人工飼料をメインで与え、生き餌はたまにオヤツとして与えると良いですね。

コリドラスパンダは夜行性?

ナマズの仲間であるコリドラスパンダは、他のナマズ目の魚同様に夜行性なのでしょうか?

確かに、ナマズの仲間には夜行性の魚が多くいますが、コリドラスパンダをはじめとしたコリドラス種は「昼行性の魚」です。

コリドラスパンダは明るい日中に活発に動きまわり、餌を食べます。

そして、夜消灯して暗くなると休みます。

そのため、消灯直前に餌を与えてもあまり食べません。

夜に餌を与える場合には、消灯の1時間前には食べ終えるように与えましょう。

コリドラスパンダに最適な水温は?

コリドラスパンダが快適に生活できる適正な水温は何℃くらいなのでしょうか。

コリドラスパンダの飼育可能水温は20℃~28℃で、この範囲の中でも25℃前後の水温に保つのが最適とされています。

コリドラスパンダは熱帯魚ですが30℃以上の高水温は苦手です。

また、水温が20℃を下回ると動きが鈍り病気にも罹りやすくなるので、ちょうど真ん中くらいの25℃前後の水温を保つようにしましょう。

コリドラスパンダは混泳させても大丈夫?

コリドラスパンダは他の熱帯魚の食べ残しの餌を食べてくれるので、水槽内の掃除屋さんとして混泳させる方も多くいます。

しかし、どんな熱帯魚とも相性が良いかと言うとそうではありません。

コリドラスパンダが他の熱帯魚を攻撃することは無いのでどんな生体とも混泳させやすいですが、コリドラスパンダを攻撃する熱帯魚とは混泳できません。

また、魚食性が強い大型の熱帯魚との混泳も不可です。コリドラスパンダが食べられてしまいます。

コリドラスパンダと混泳相性が良いのは、コリドラスパンダ同様に大人しく小型の熱帯魚です。

  • ネオンテトラ
  • カージナルテトラ
  • プラティ
  • グッピー
  • ラスボラヘテロモルファ
  • ドワーフグラミー
  • オトシンクルス

上記のような熱帯魚はコリドラスパンダとの混泳相性が良いです。

また、他の種類のコリドラスとの混泳相性も良いです。

コリドラスジュリーや、通称「赤コリ」とも呼ばれるコリドラスアエネウスなど、体長が同じ5cm程度のコリドラスがおすすめです。

コリドラスは他の種類とも群れで泳ぐことがあるので、複数の種類を一緒に飼育して群泳を楽しむのも良いですね。

今回はコリドラスパンダに関する情報をご紹介しました。皆様のコリドラス飼育の参考にしていただけると幸いです。

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