グッピーの稚魚の隔離はいつまで?隔離の期間や方法

2021年9月13日

グッピーの稚魚の隔離はいつまで?隔離の期間や方法

グッピーの稚魚の隔離

グッピーの稚魚の隔離はしないとどうなる?

稚魚の隔離期間はいつまで?

稚魚をペットボトルで隔離しても大丈夫?

隔離ネットやケースは自作できる?

グッピーの稚魚の隔離方法で最適な方法は?

こんなグッピーの稚魚の隔離に対する疑問についてご紹介いたします。

 

グッピーの稚魚の隔離はしないとどうなる?

生まれたグッピーの稚魚を親魚と隔離せず、同じ水槽で育てているとどうなるのでしょうか。

親魚と同じ水槽で稚魚をそのまま飼育することで考えられるリスクは次の3つ。

・親魚に食べられる

・フィルターに吸い込まれる

・餌が十分に食べられず餓死する

 

グッピーはとても食欲旺盛で、口に入るサイズのものなら何でも食べてしまいます。

生まれたての稚魚は親魚の口に入るサイズですので、同じ水槽に入れたままだと食べられてしまいます。

また、生まれたての稚魚はまだ小さく、泳ぐ力もそれほど無いので、フィルターに吸い込まれてしまうことがあります。

さらに、隔離をしないと給餌がかなり大変になります。

親魚に餌を食べられないように、稚魚用の餌を稚魚に十分に行き渡らせるのはかなり難しいものです。

このように、稚魚と親魚を隔離しないで同じ水槽に入れておくと、稚魚の生存率と成長率が下がります。

グッピーを積極的に繁殖させたい方や、オリジナルの個体を作り出したい方は、稚魚と親魚を隔離して育てた方が良いでしょう。

ただ、隔離しなくても稚魚を育てる方法はあります。

これはあまり積極的に繁殖を望んでいない方向けの育て方です。

先程ご説明した3つのリスクをなるべく解消した環境づくりをしてあげると、隔離しなくても稚魚を育てることができます。

まず、親魚に食べられる確率を下げるために、稚魚の隠れ家となる水草などをたくさん用意してあげます。

生まれたての稚魚は水槽の底の方にいることが多いので、流木や石、ウィローモスなどを底に沈めてあげます。

 

ウィローモス

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数日すると泳ぎ回るようになるので、マツモなどの浮上性の水草も多めに入れておいてあげるといいですね。

 

マツモ

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生まれたてのグッピーの稚魚でも、ある程度の危機察知能力があるので、逃げ場所を作ってあげることで、親魚と一緒に飼育しても生存確率を高めることができます。

フィルターはスポンジフィルターを使い、稚魚の吸い込みを防止しましょう。

スポンジフィルターはフィルター吸い込み口に取り付けることで、稚魚の吸い込み防止の他にも大きなゴミをキャッチしてくれますので濾過フィルターの目詰まり防止にも効果があります。

グッピーの数が増えればそれだけ水槽も汚れやすくなりますので濾過能力を常に高い状態に保つことは水槽の水質管理において重要な要素です。

 

スポンジフィルター

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また、餌はブラインシュリンプをスポイトで稚魚の近くに撒いてあげましょう。

人工飼料でも良いのですが、ブラインシュリンプの方が稚魚の成長速度が早いのでおすすめです。

ある程度大きくなるまではブラインシュリンプを与えてみてください。

このように飼育すると、隔離しなくてもある程度の稚魚は生き残り大きくなるので、積極的な繁殖を望まない場合におすすめできる方法です。

積極的にグッピーを増やしたい場合には、稚魚を隔離したほうが生存率が高まり、より多くの個体を得ることができるので、親魚と稚魚を隔離して育てましょう。

 

ブラインシュリンプ

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稚魚の隔離期間はいつまで?

親魚と隔離したグッピーの稚魚は、いったいどのくらいの期間隔離しておけば良いのでしょうか。

目安としては、「親魚に食べられない大きさになるまで」です。

だいたい1.5cm~2.0cmくらいの大きさになれば、食べられる心配はありません。

稚魚がこの大きさになるまでの期間は一概には言えません。

グッピーの稚魚の成長スピードは、餌を与える頻度や水温に依存するからです。

1日に3~4回ほど餌を与え、水温26℃前後を保つように飼育すれば、おおよそ3週間から1ヶ月ほどで1.5cm~2.0cmくらいの大きさになるでしょう。

もし3週間から1ヶ月ほど経っても、稚魚がそれほど大きくなっていない場合は、餌の頻度や水温を見直してみてください。

まとめると、グッピーの稚魚の隔離期間は、稚魚の大きさが1.5cm~2.0cmほどになるまで。おおよそ3週間から1ヶ月程度となります。

稚魚をペットボトルで隔離しても大丈夫?

グッピーをたくさん繁殖させたい場合には、稚魚を隔離して飼育した方が生存率が高まり、よりたくさんの稚魚を得ることができます。

そんな隔離の容器として、ペットボトルを使っても問題は無いのでしょうか。

結論から言いますと、ペットボトルでも隔離出来なくは無いですが、長期間の隔離は難しいです。

また、水質管理と必要に応じてエアレーションの導入が必要になります。

ペットボトルは2リットルのものを使うと良いでしょう。

ペットボトルの頭部分(胴体と同じ太さになるところまで)を切り落とし、胴体部分だけ使います。

親水槽の水か、カルキ抜きした水を入れて、生まれた稚魚を移します。

あとは稚魚がある程度の大きさになるまで飼育するのですが、ペットボトル飼育で難しいのが水質・水温・酸素の管理です。

水量が少ないので頻繁に水換えをしたいところですが、一度にたくさんの水を換えてしまうと、稚魚が水質変化に耐えられず死んでしまうことがあります。

グッピーは水質変化に強い魚ですが、体の小さな稚魚はそれほど強くありません。

よって2~3日に1回、全量の1/5~1/4ほどを交換するようにします。

また、水温が22℃以下になるような環境では、稚魚が十分に成長できないばかりか死んでしまうことがあります。

そのため水温は26℃前後に保ちたいのですが、ペットボトルにヒーターを入れるのは危険なので、他の方法で水温を上げなくてはいけません。

例えば、部屋のエアコンの設定温度を高めて、水温が下がらないようにするなどです。

水槽用のパネルヒーターを使うのも一つの方法です。

 

水槽用パネルヒーター

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また、稚魚の匹数が多い場合は、酸欠にも注意が必要です。

稚魚がある程度の大きさになったら、エアレーションを入れて酸欠を防いであげましょう。

 

エアーポンプ

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このように対応すればペットボトルで隔離して飼育できないことは無いですが、水槽飼育に比べて容量も小さいので、大きくなるまでペットボトルで飼育するのはなかなか大変です。

狭い容量で飼育していると大きくなるスピードも遅くなってしまうので、ある程度の大きさになったら、もう少し大きな水槽などに移してあげた方がいいですね。

ペットボトルは隔離容器として使うよりも、産卵箱として使った方が便利です。

ペットボトルを半分より少し上ぐらいで切り離し、飲み口のところに洗濯ネットなどのメッシュ状のものを被せます。切り離した頭部分を逆さまにして胴体部分に入れます。

この状態で頭部分に産卵間近の親魚を入れてあげると、産まれた稚魚が飲み口部分から下に落ちます。洗濯ネットなどのメッシュ状のものを被せているので、稚魚は下に移動しても、親魚は下に行けないので、食べられる心配がありません。

稚魚を全て産み終わったら、親魚は元の水槽に戻します。

これで安全に稚魚と親魚を分けることができます。あとは稚魚だけ他の水槽などに移しましょう。

このように、2リットルのペットボトルを使って一時的な隔離容器や産卵箱を作ることができますので、手元にこれらの容器がない場合はペットボトルで作ってみてください。

隔離ネットやケースは自作できるか?

グッピーの稚魚の隔離ネットやケースなどは、自作することができるのでしょうか。

先程紹介したペットボトルの隔離容器もそうですが、身近にあるものを工夫して使えば、隔離ネットやケースを自作することができます。

例えば、先程はペットボトル単体で運用する隔離容器の作り方をご紹介しましたが、親水槽に入れるタイプの隔離ケースを作ることもできます。

2リットルのペットボトルの頭部分を切り落とし、ペットボトルの側面や底面にキリなどで小さな穴をたくさん開けます。

次に、ペットボトルが沈み込まないように、フックや吸盤を取り付ける穴を上部に開け、フックや吸盤を取り付ければ出来上がりです。

後は親水槽にペットボトルを沈め固定し、生まれた稚魚を中に入れます。

他にも、100均に売っている側面がメッシュ状のプラケースや小物入れを使ったり、園芸用の鉢底ネットを使ったりしても作ることができます。

自作した隔離ケースやネットの目が大きく、稚魚が外に出てしまう場合には、洗濯ネットや排水溝ネットを被せるなどして対応しましょう。

このように、工夫次第で隔離ケースやネットを自作することができますので、ぜひチャレンジしてみてください。

自作のケースよりも見た目におしゃれな方がよい人は色々な隔離ケースが販売されていますので好みのものを探してみてください。

 

隔離ケース

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グッピーの稚魚の隔離方法で最適な方法

グッピーの稚魚を隔離する最適な方法とは一体どのようなものでしょうか。

これは飼育環境によって変わってくると思いますが、大きく分けると方法は2つです。

・親魚の水槽に隔離ケースを取り付ける

・稚魚を別容器に移して飼育する

 

1つは隔離ケースを親魚の水槽に取り付けて、親魚の水槽の水を取り込みながら飼育する方法です。

スドーのサテライトを水槽に取り付け、そこで稚魚を育てるなどといった方法ですね。

この方法ですと、親魚の水槽から新鮮な水と酸素を常に送り込むことができるので、稚魚が病気になりにくく健康に育てることができます。

必要に応じてエアレーションや水温管理が必要になりますが、水質の問題はかなり解消されるので安心です。

デメリットとしては、親水槽のサイズによっては取り付けができないことがある点です。

そのような場合には、稚魚だけ別水槽に移して飼育する方法が良いでしょう。

水槽を用意するのが難しい場合にはプラケースでも構いません。ただし、プラケースの場合はヒーターを入れると危険ですので、水温管理が少し難しくなります。

ヒーターを使って水温を管理したい場合には水槽を用意したほうが良いですね。

そして、なるべく水量が多く入る容器を用意しましょう。

稚魚が生まれてから1週間から10日ほどは水換えをしないので、水量が多い方が極端な水質悪化を防げます。

少ない水量でわざと水質を下げ、強い個体を作り出すと言う方法もあるのですが、よほど繁殖に慣れたプロが行う方法なので、アクアリウム初心者には難易度が高いです。

やはり多めの水量で水質を安定させたほうが生き残る稚魚が増えます。

稚魚の数にもよりますが、5~10リットルほどの水量があると良いでしょう。

エアレーションやスポンジフィルターを取り付けると、環境がより安定します。

ただし、あまり水流がつかないようにエアーの強さなどを調節しましょう。

水温が22℃以下になるような場合には、ヒーターを取り付けるなどして26℃前後の水温にします。

ヒーターをつけられない場合には、エアコンなどで部屋ごと温めて水温を上げましょう。

以上の方法がグッピーの稚魚の隔離方法で最適な方法と言えるでしょう。

ですが、飼育方法は本当にたくさんあるので、それぞれの飼育環境に合わせて対応していくようにするといいと思います。

・水質が極端に悪化しない水量

・水温を26℃前後に保つ

・酸欠にならないようにする

 

最低限この3つを満たせる環境づくりをしてあげることが、グッピーの稚魚の隔離方法として最適な方法です。

グッピーの稚魚の隔離まとめ

・グッピーの稚魚を隔離しないと親魚に食べられてしまう

・水草などで稚魚の隠れ家をたくさん用意すれば、隔離しなくても生き残る確率が上がる

・ペットボトルでも隔離は可能だが早めに水槽などの容器に移したほうが良い

・ペットボトルやプラケースなど身近にあるものを使って隔離ケースやネットを自作できる

・親水槽に隔離ケースを取り付けるか別水槽に稚魚を移すのが最適な隔離方法

 

今回はグッピーの稚魚の隔離についてご紹介しました。皆様のグッピー飼育の参考にしていただけると幸いです。

 

グッピー飼育についてまとめましたので合わせてご覧ください。

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