グッピー水槽は小さいとリスクがある!?水槽サイズとグッピーの飼育数

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グッピー水槽の大きさ

グッピー飼育で小さい水槽を探している。

グッピー水槽は小さいとリスクがある?

グッピーの水槽サイズはどのくらいが最適?

30cm・60cm水槽にグッピーは何匹飼える?

グッピー水槽の大きさを決める基準は?

こんなグッピーの水槽を選ぶ時に気になる飼育数についてご紹介いたします。

グッピー飼育で小さい水槽を探す前に

グッピーを小さい水槽で飼いたい。

部屋のちょっとしたスペースにグッピーを置いて眺めたい。

小さい水槽の方がおしゃれに見えるし、水換えなどの世話も楽そう。

小さい水槽の方が購入費用を安く抑えられるのでは?

このようにグッピー飼育を始めるにあたって色々な考え方があるのは当然のことです。

確かに通販などを見てみると小さくておしゃれな感じの水槽がたくさん販売されていますので欲しくなってしまう気持ちもわかります。

しかし、水槽購入は少し待ってください。

小さい水槽でグッピーを飼育することに反対するわけではありませんが、水槽サイズを決める前にグッピーの飼育適正数や小さい水槽ならではのリスクを知ることも大切なことです。

グッピー水槽は小さいとリスクがある?

グッピー水槽は小さいとリスクがあることはご存知でしょうか?

水槽が小さい=水量が少ない。

このことはグッピーに限らず水槽飼育する全ての生き物に対して意識しなければならないリスクと言えます。

水量が少ないと

  • 水が汚れやすい
  • グッピーがストレスを感じる
  • 水温の変化が大きい
  • 水質の変化が大きい
  • 病気が感染しやすい

このようなリスクを抱えているものです。

水の量が少なければ餌の食べ残しや糞などによって水質が悪化しやすくなるのは必然的なことです。

また狭いスペースにたくさんのグッピーを飼育するとグッピーがストレスを感じやすくなると言われています。

水温や水質の変化とは水換え時に起こりやすいもので、新しい水の影響を受けやすくなります。

また水槽を取り巻く室内温度の変化も受けやすくなります。

病気の感染も水量に関係があると言われています。

自然の中では広い川の中で泳いでいますので他の熱帯魚から病気をもらいにくいものです。

しかし密集した環境にいれば、それだけ病気も感染しやすくなります。

グッピーの飼育でもソーシャルディスタンスが必要ということです。

グッピーの水槽サイズはどのくらいが最適?

結局のところグッピーの水槽サイズはどのくらいがいいのか?

グッピーの水槽の最適な大きさを決めるには水槽の大きさによる飼育適正数を知ることと自身の飼育スキルを加味することが必要となってきます。

そのことを知ったうえでグッピーを何匹飼いたいのかを考えて水槽サイズを決めるようにしましょう。

この後、飼育適正数と水槽の大きさを決める基準をご紹介しますが、できればその基準に対してグッピーの数を少なく抑えることが理想となります。

グッピーの数は後からでも増やすことはできますが、一度増やしてしまったグッピーを減らすことはできません。

またグッピーは繁殖が容易ですぐに増える熱帯魚でもあります。

よって少なめの数から飼育することをお勧めします。

30cm60cm水槽にグッピーは何匹飼える?

30cm水槽や60cm水槽ではグッピーを何匹飼えるのか?

水槽サイズに対して飼育適正数を決める一つの基準が水槽の水量です。

30cm規格水槽の水量は13ℓ、30cmキューブ水槽で27ℓです。

60cm水槽になると65ℓになります。

グッピーなどの小型熱帯魚やメダカなどの飼育に対しては1リットル1匹が基準とされています。

よって30cm水槽でしたら13匹、30cmキューブ水槽なら27匹となり、60cm水槽なら65匹となります。

しかし水槽の中には砂利をいれたり、レイアウトをしたりと水以外のものも入れますので計算よりも少し少なくなるものです。

よって30cm水槽なら10匹、60cm水槽なら50匹くらいを限度として考えるといいでしょう。

この数はあくまでも飼育可能な数ですのでこの数のグッピーを飼えば飼育が上手くいくというものではないことはご理解ください。

飼育初心者でまだグッピー飼育に不慣れな方でしたら数は抑えめにすることをおすすめします。

グッピー水槽の大きさを決める基準

最終的にグッピー水槽の大きさを決めるにはどうしたらよいのか?

大きい水槽のほうが水量が確保できるのでグッピーにとっていいことは理解できた。

しかし水槽の置き場所、日々の世話の大変さ、金銭的理由などが頭をよぎるのではないでしょうか。

そのような不安要素や疑問を一つずつ解決して自身にあった水槽の大きさを決めていきましょう。

まず水槽の置き場所ですが、45cm以下の水槽でしたら家具や下駄箱などの上でも設置は可能です。

もちろん家具の強度や重量制限は重視しなければなりません。

60cm以上の水槽となると大きさや水を張った時の重さから考えても水槽台が必要になってきます。

もし現状で水槽を設置したい場所に最適な置き場所がない時には水槽台を検討してみましょう。

水槽台は水槽専用に作られたものですので安心して水槽を設置できるうえ、水槽の置き場所の選択肢を広げてくれます。

水槽台の中には2段式になっているものもあり、水槽を2段組で設置できるメリットもあります。

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もし、日々の世話の大変さを懸念しているのでしたら、世話を減らす工夫をすることで対応可能です。

日々の世話を減らす工夫とは水槽を汚れにくく管理することです。

汚れやすい水槽はやはり日々の水換えや掃除が大変になってしまいます。

グッピーの水槽を汚れにくく管理するには

  • 餌の量を控えめにする
  • グッピーの数を抑える
  • こまめに食べ残しや糞を吸い出しておく
  • 濾過フィルターを設置する
  • 濾過バクテリアの繁殖を促す
  • 水草を入れる

などの方法があります。

このような管理ができれば少々小さめの水槽でもグッピーを飼育することが可能となります。

こまめに食べ残しや糞を吸い出すのに便利な水槽クリーナー↓

日々5分ほどの作業で水槽を汚す原因を取り除けます。

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逆にこのような管理に自信がない場合にはやはり水量を確保することで水質の安定を図る方法をお勧めします。

最後の金銭的な問題については実際にショップの水槽をいろいろ見て回ることである程度水槽の相場が見えてきます。

30cmや60cm規格水槽は生産量も多く想像以上に格安で販売されているものもあるものです。

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小さな水槽を並べてグッピーを飼う

ここまでは水槽を一つしか設置できない場合についてご紹介してきましたが、スペースに余裕があるのでしたら小さな水槽をいくつか並べてグッピーを飼育する方法もあります。

その方法ですと色々な種類のグッピーを飼育できることや過剰な繁殖を抑えることもできます。

そのような飼育スタイルをとる時には一つ一つの水槽にはたくさんのグッピーを入れずにゆったりと飼育するようにしましょう。

グッピーの水槽サイズと飼育数まとめ

  • 小さな水槽は飼育リスクがある
  • グッピーの水槽サイズと飼育適正数は1リットル1匹
  • 飼育に不慣れな初心者はさらに飼育数を抑えた飼育がおすすめ
  • グッピーは繁殖が容易で増えやすいことも考慮しておく
  • 水槽台を用意することで水槽設置場所の選択肢が広がる
  • 小さな水槽をいくつか並べてグッピーを飼育するスタイルもある

今回はグッピーの水槽サイズと飼育数についてご紹介しました。皆様のグッピー飼育の参考にしていただけると幸いです。

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